キラークイーン/Killer Queen
ジョジョ悪役の中でも大人気!吉良吉影のキラークイーンを考察ッ。
なぜ爆発するのか、から考えてみました。
破壊力:A
スピード:B
射程距離:D
持続力:B
精密動作性:B
成長性:A
キラークイーン
破壊力:A
スピード:B
射程距離:D
持続力:B
精密動作性:B
成長性:A
杜王町に潜む殺人鬼、吉良吉影のスタンド。
元ネタはイギリスのロックバンド、QUEENの楽曲、Killer Queenから。
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能力は「指先で触れたものを爆弾に変える」
猫と髑髏をモチーフにした、白い無表情な顔を持つ近距離パワー型スタンド。
黒い手袋とベルトをしており、髑髏と短剣のシンボルが描かれている。
爆弾は一度に一つしか変換できないが、その変える対象はさまざまである。
爆弾に変えられるものは人間全身から硬貨、ボタン一つまで大きさもさまざまである。
そして、爆弾の爆破方式も複数あり、触れたものを爆破する「接触式」や、吉良吉影がスタンドの動作によって爆破を任意に起こす「点火式」がある。
「接触式」は対象に触れた瞬間に爆発する。
これはキラークイーンが触れた人物そのものを直接爆破するのにつかわれる。
また、硬貨や爪切り、ドアノブなどを地雷に変える場合もある
この地雷は、キラークイーンが触れたものや人物そのものが爆発するのではなく、地雷に初めて触れた人物が爆発する、というものである。
これはキラークイーンが触れた人物そのものを直接爆破するのにつかわれる。
また、硬貨や爪切り、ドアノブなどを地雷に変える場合もある
この地雷は、キラークイーンが触れたものや人物そのものが爆発するのではなく、地雷に初めて触れた人物が爆発する、というものである。
「点火式」はキラークイーンが親指を離して手を握り、人差し指の腹を親指で押す動作をする事で、任意のタイミングで点火する。
吉良吉影自身、たまたまの事故によるミスだとか、うっかりによる爆発に巻き込まれるといった愚かなことを忌避している。
このため、自身が爆発に巻き込まれないように強力な条件付けがなされ、押し間違いのないように人差し指の腹にスイッチが現れたりする。
爆弾に変えるとき、何が起きているのか?
能力の本質は、「物質の知性と反応するスタンドエネルギーを注入し、点火により爆発を起こす」
爆弾は大まかに、燃焼する複数の化合物と高速に反応させる触媒によって構成される。
それと同じように、キラークイーンの爆弾は知性とスタンドエネルギーが燃焼反応することで爆発現象を起こす。
キラークイーンの手からは爆発性のスタンドエネルギーが放出される。人体やスタンドに触れた場合、この爆発性のスタンドエネルギーは迅速に体内に浸透し、身体に含まれる「知性」、「生命エネルギー」と反応して爆発を起こす。
ジョジョ世界における生命体が必ず持つ記憶や命の源である「知性」を燃料にしてキラークイーンは爆破させるため、身体の内側から一気に浸透しながら粉微塵に爆発してしまう。
キラークイーンが物体に触った場合、そこには爆発性のスタンドエネルギーが込められ、維持されている。
吉良吉影はこの物体を地雷として使用しているようだ。
物体は様々で、作中でも百円玉の硬貨やドアノブ、パンティー、ストレイ・キャットの能力で固めた空気弾を地雷に変えている。
この地雷は「知性」を持つ生命体が触れた瞬間に、触れた対象の「知性」を燃焼しながら爆発させる接触式が効果的である。
触れていれば、そこから「知性」と反応して瞬時に触れた相手を爆発させられる。
しかし、誰も触れていない場合、空気中にわずかに含まれる「知性」と反応させて爆発を起こさなければならないため、威力は激減する。
爆発の指向性や浸透範囲はキラークイーンが触れてる限りある程度操作が効くため、指だけを吹き飛ばしたり、髪の毛一本で階段から転げ落ちた事故のように爆発させることも可能。
なお、この浸透するスタンドパワーには濃度があり、浸透しやすさが決まっている。
爆発性のスタンドエネルギーは濃度の高い知性情報のあるところに浸透する性質がある。
このため、爆弾に触れている生物がいると、そちらにスタンドエネルギーが流れ込み、その生物のみが爆発する。
燃焼し尽くす方向に爆発するため、外に爆発は広がらず、内側への指向性を持って粉微塵に爆発する。
近くに生物がいない場合、その物質に含まれる知性情報を燃料に空気中に拡散するように爆発する。
外に燃料たる知性を求めるため、外側に爆風が発生し、近くのものをかき混ぜながら吹き飛ばす。
キラークイーン第2の爆弾
上述の通り、キラークイーンの爆弾は知性情報を持つ生物に効果はあるが、非生物を爆破するようなことには向いていない。
これは吉良吉影の、殺人をしなければならないサガを持つ、という精神の鋳型から端を発している。
吉良吉影は子供の頃から非常に利発で、明るく、誰とでも仲良くなれる人物であった。
しかし、母親からの虐待が原因か、目立ってはならないと強烈に自分を消さなければならない環境に置かれ、その自由な精神は抑圧されて、鬱屈した状態で蓄積され続けた。
そして、女性の手に対する性的嗜好というますます人と違うことに興味を覚え、ますますその自分を隠そうと鬱屈する。
それが杉本鈴美を殺害により爆発し、生物特化の爆弾という能力になっていく。
吉良吉影の精神の鋳型から生まれた爆発のエネルギー
これは実のところ、非常に大量に両手に蓄積されている。
一瞬で爆弾になるのに十分なエネルギーを浸透させるのもそのためである。
むしろ多すぎて制御が困難であるため、一度に一つしか爆弾化できない。
解除することも難しく、ゆっくりと気化させるしかない。
これを応用すると少しずつ反応して爆弾化した対象が燃え尽きる。
鬱屈したエネルギーは、時折殺人によって解放する右手と違い、左手の甲には蓄積し続けられている。
これに硬化した殻を持たせ、射出することで第2の爆弾、シアーハートアタックとして利用される。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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ふと思ったのですが、吉良吉影の味方は写真の親父や猫草など死者(?)のようなキャラクターが多いように感じました。仗助達への刺客も写真の親父経由だったので吉良吉影の味方という感じでも無かったですし、生者を信用しない裏返しでそういった存在には一定の信頼を寄せる部分もあるのでしょうか?ジョジョ世界で1度死んでも意識を保ってるキャラクターは少ないので死者と定義してもいいのか分かりませんが吉良吉影というキャラクターにまた1歩近づいた気がします。(ルーヴルのコメントの時よりは簡潔にまとめられたかな?笑)
返信削除いつもありがとうございます。
削除確かに吉良には人間の味方は最後までいませんでしたね。
吉良自身も仲間を求めていないんでしょう。
写真の親父は仗助たちからしたら吉良と同じ敵でしたが、吉良からしたら一度も「親父」「父さん」なんて呼んでないんですよね。
写真の親父からは息子への愛情を感じるのに、息子からは一切なし。
徹底して人間を信用していないからこそ、逆に猫草や幽霊の親父は利用するのかもですね。
新しい観点をありがとうございます。