破壊力:C
スピード:A
射程距離:E
持続力:D
精密動作性:C
成長性:A
ゴールド・エクスペリエンス
本体名:ジョルノ・ジョバァーナ
知性と生命を再現するスタンド
破壊力:C
スピード:A
射程距離:E
持続力:D
精密動作性:C
成長性:A
第三部にて復活したDIOと、日本人女性の間に生まれたジョルノ・ジョバァーナのスタンド。
元ネタはアメリカのミュージシャン、プリンスのアルバム、Gold Experienceから。
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能力は「生命エネルギーを賦活し、生命を創造する」
太陽のシンボルであるてんとう虫と回転を描いた翼をあしらわれている。
ゴールド・エクスペリエンスは無生物に拳を叩きつけ、スタンドエネルギーを流すことで、生物に一時的に変換させる。
このとき、植物や昆虫などは簡単に変換するが、やや知性のある哺乳動物だと小型のものが多くなる。
よく使うのはその生物の「帰巣本能」を利用して、持ち主の元へとものを返したり、特殊な環境で生命を与えることで耐性をつけたり、美味しそうなパンに食いつかせたり。
その道具をこの動植物に変えたか!と見ていて楽しいスタンドではある。
変化する能力を考察
当初、ゴールド・エクスペリエンスの能力の本質は「知性の一時的な上書き、解体、フィードバックループによる変換」であった。
ゴールド・エクスペリエンスはまず拳による破壊エネルギーを全て「知性」の上書きに使う。
ジョジョ世界において、霊的な次元である知性と物質的な次元は相互に密接に関係している。
物理的に肉体が傷付くと霊的な肉体も欠損してしまうため、スタンドも傷つくのである。
逆にスタンド使いはスタンドの傷を精神力で埋めることで、肉体的な傷を最小限に抑えることができる。
これが、スタンド使いがやたらと頑丈な理由である。
ゴールド・エクスペリエンスはこの物理的な次元と霊的な次元の密接な関係を利用している。
ゴールド・エクスペリエンスは対象の「知性」の中にある「構造情報」を上書きしてしまうのである。
例えば、旅行鞄にも微かながら霊的な次元である「知性」が宿っており、旅行鞄が旅行鞄たる「構造情報」が遺伝子のように書き込まれている。
この「構造情報」をゴールド・エクスペリエンスはスタンドエネルギーでもってカエルに書き換える。
すると、「知性」と物質の相互作用により、旅行鞄は徐々にカエルへと形状を変化させる。
そして、ジョルノに与えられたスタンドエネルギーをガソリンのように「生命エネルギー」として、カエルとして生き始める。
ただし、意志のある生物は抵抗力を持っており、「知性」を上書きすることは出来ない。
もし意志のある生物にゴールド・エクスペリエンスを使用した場合、上書きは行われず、ジョルノの生命エネルギーによる賦活のみ行われる。
なお、ここで上書きされる「知性」はなんとなくジョルノが描く生物の「構造情報」ではない。
これはジョルノが生物の事細かな生態系や体内構造を知らずとも正確に生き物に変換していることからも明らかである。
おそらくゴールド・エクスペリエンスは世界に蓄積されている「大地の知性」から「構造情報」を参照していると考えられる。
つまり、ゴールド・エクスペリエンスは世界に降り積もった「知性」を参照して、「過去に存在した生物を再生」しているとも言える。
さて、ゴールド・エクスペリエンスの能力発現する際、対象の物体のサイズと、発生する生物のサイズが全く異なっていることがある。
これは物質がその構造情報を上書きされ、フィードバックされて物質の方も変換されていく際、一度物質はスタンド物質へと解体、昇華されていることで可能にしている。
まだ未熟な頃のゴールド・エクスペリエンスは、完全に物質を変換させるのに十分なスタンドエネルギーがなかったため、スタンド物質への変換時に発生するエネルギーを再利用するフィードバックループを標的に持たせていた。
これにより効率的かつ高速に変換できる。
そして、このフィードバックループの副産物として、生命を与えられた生き物は攻撃、スタンド攻撃問わず、内側から発生したエネルギーは内側へ、外側からのエネルギーは外側へ帰してしまう。
このため、生物に攻撃を加えると仕掛けた本人は反射するような現象が発生する。
物語中盤以降、ゴールド・エクスペリエンスの成長の方向性からか、単にフィードバックループが必要ないくらい成長したからか、この現象は発生しなくなる。
中盤以降、与える生命エネルギーの方が成長したため、能力の本質は「知性の一時的な上書き、調和した生命エネルギーの賦活」となった。
フィードバックループなしに生物に変換できるほど上書き能力と生命エネルギーが成長したジョルノ。
本来であれば血液に対する血液型のように簡単に分け与えられないはずの生命エネルギーを与えられるほど、ジョルノは自身に執着がなく、それゆえ純粋な生命エネルギーを持っているのかもしれない。
さらに成長し、相手に調和し馴染む生命エネルギーとなった。
さらに、この誰にでも親和性のあるスタンドエネルギーは人の「魂の器」にまで浸透し、微妙な反響を起こす。
ジョルノはこの微妙な反響を感じ取り、ジェット機の中に隠れ潜む敵がいないか等、索敵に利用していた。
さわやかで冷徹なジョルノという人物像
それは「他人を踏みにじる邪悪を許さない黄金の精神」と、「所有欲がなく、自分と他人を分けないさわやかな価値観」である。
この同居が盗みを働いたり、他人に影響することのない生命エネルギーを持つ所以である。
なお、最高の攻撃方法はもちろん両拳のラッシュ。
かつてのDIOと同じく無駄無駄のラッシュを繰り返し、足りないパワーを補って叩きのめす。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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