破壊力：D
スピード：A
射程距離：B
持続力：A
精密動作性：A
クラッシュ
本体名：スクアーロ
水のある場所を瞬間移動するサメ型スタンド
破壊力：D
スピード：A
射程距離：B
持続力：A
精密動作性：A
成長性：C
ギャング組織パッショーネのボス親衛隊のスタンド。
ポルポの「矢」で目覚めたと思われる。
元ネタはイギリスのパンク・バンド、ザ・クラッシュ(The Clash)から。
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能力は「周囲の水のある空間に短距離瞬間転移」。
見た目は１つ目で鋭い歯を持つ、体長1メートル程度から数センチまでサイズを変えるサメ型の遠隔操作型スタンド。
クラッシュは水のあるところなら瞬間的に転移することが出来る。
川沿い、井戸の中、水道管、トイレ、ワイングラス、スープ皿、スプーンの中まで自由に転移する。
川沿いであればクラッシュの元々のサイズでいるが、「水面」、水の量が少ないほどクラッシュのサイズも小さくなる。
そして、明らかにクラッシュが潜めるような深さがないにも関わらず、映画のジョーズのようにサメの背びれで水を切り、泳いで接近してくる。
クラッシュのスピードは非常に早く、その最大速度は近距離パワー型スタンドの本気のラッシュ並みであり、秒速約100メートルに迫るスピード。
水面から水面へと目にも留まらぬスピードで飛び跳ね、鋭い歯で切り裂いてくるため、止めることはできない。
ただし、破壊力は低いため、急所を突くため、舌や喉を狙う。
スタンドであるため初速から全速であり、見切ることは非常に難しい。
クラッシュが存在できる場所は水のある場所なので、予測して攻撃することは可能であるが、クラッシュは水面から水面へと瞬間転移ができるため守りに回ると攻撃を当てにくい。
さらに、クラッシュの歯で取り押さえられた標的は、クラッシュと同様に水面から水面へとサイズを大小させながら転移できるため、人質を取られると取り戻すことが困難を極める。
超スピードの次元移動
能力の本質は「水面から水面への次元潜航」
クラッシュは返り血や涙など明らかに少量の水分しかなく、潜る余地のないところでも水面下に潜っているように振る舞う。
これは「水面」を通じて異次元、別次元方向へクラッシュが空間を創り、そこに潜航しているからである。
この次元通路は超ひも理論などで表される「折り畳まれた次元方向」の空間であるが、クラッシュは「水面」から「水面」への通路しか開けない。
さらに、その次元通路は「水面」の大きさしか開けず、通る間は自身のサイズも次元に合わせて大小する。
つまり、クラッシュは非常に短時間のみ次元通路を開くことが可能で、そこを全速力で泳ぎ抜けている。
短距離の瞬間的な転移なのではなく、短時間しか開けない次元通路を、スピードAの超高速で通っているのである。
自分の強みを知り尽くした覚悟の男
ボスの親衛隊であるスクアーロは自身のスタンドの強みも弱みも知っている男であった。
バディーのティッツァーノのことも互いに良く知っており、互いのことを考えていたのだろう。
仲間も生かし、敵を決して倒すまで食らいついて離さない。
出典：荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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