破壊力:A
本体名:ナルシソ・アナスイ
何にでも潜航する便利スタンド
破壊力:A
スピード:A
射程距離:E
持続力:C
精密動作性:B
成長性:B
アナスイは生まれついてのスタンド使い。
幼少の頃からおもちゃから精密機械まで分解してしまう奇癖を持つ。
恐らくそういった才能がスタンド能力として開花したと思われる。
恐らくそういった才能がスタンド能力として開花したと思われる。
本体の名前の元ネタはアメリカのファッションデザイナーのアナスイ(ANNA SUI)および同名のファッションブランドから。
また、スタンド名の元ネタはアメリカのロックバンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)のアルバム、Diver Downから。
オススメはプリティーウーマン(Pretty Woman)!聴いてるとアナスイっぽい。
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能力は「スタンド体やスタンドパワーを物質に潜行させる」。
全身に「D」を装飾のようにあしらった潜水服を着たような姿の人型・近距離パワー型スタンド。
これはダイバー・ダウン自身だけでなく、ダイバー・ダウンが発する破壊エネルギーや触れている物質にも適用される。
ダイバー・ダウンが壁に行った攻撃のエネルギーを潜行させ、時間差で解き放ち、壁際の敵に殴打を浴びせることもできる。
これを応用して、壁に潜らせた殴打を時間差で出させることで階段がわり使ったりもしていた。
潜行中のスピードはスタープラチナまでとは言わないがかなりの素早さで、敵体内に潜り込んで一瞬で「分解」、再構成してみせた。
潜行中、ダイバー・ダウン自身も物質を透過し、さらにダイバー・ダウンの触れている物質もある程度透過するようである。
ケンゾーの下半身の骨を瞬時にバネ状に組み替えられたのは、この能力のおかげであろう。
さらにダイバー・ダウンは物質に潜行する際、まさに潜って高速で泳いでいるため、かなりのスピードで移動できる。
何度かアナスイを泳ぎながら運んだり、さらにはビンの「口」をつかんで透過させ、「口」だけ移動させる芸当まで行った。
ダイバー・ダウンの応用技として仲間の身体に潜行して、仲間の受けたダメージを引き受ける、というものがある。
プッチ神父との最終戦において、時を止める空条承太郎を守るための捨身の技であった。
これは、壁を殴ってエネルギーを潜行させる技の応用である。
潜行している物質に受ける破壊エネルギーをダイバー・ダウンに引き寄せ、潜行させて開放する。
これによって、アナスイは仲間が受ける傷の身代りとなってみせた。
何度かアナスイを泳ぎながら運んだり、さらにはビンの「口」をつかんで透過させ、「口」だけ移動させる芸当まで行った。
ダイバー・ダウンの応用技として仲間の身体に潜行して、仲間の受けたダメージを引き受ける、というものがある。
プッチ神父との最終戦において、時を止める空条承太郎を守るための捨身の技であった。
これは、壁を殴ってエネルギーを潜行させる技の応用である。
潜行している物質に受ける破壊エネルギーをダイバー・ダウンに引き寄せ、潜行させて開放する。
これによって、アナスイは仲間が受ける傷の身代りとなってみせた。
上述しているが、ダイバー・ダウンの能力は地味である。
承太郎がスタープラチナで自身の心臓をマッサージしていたり、スティーリー・ダンに命令されてい仕方なく宝石屋のブレスレットを展示箱からすり抜けて盗んだのを読者は知っているからだ。
スタンドはデフォルトで物質を透過できるんじゃないの?それならダイバー・ダウンの能力って一体?となってしまう。
疑問の根本である、「スタンドは物質を透過するのか?」。
承太郎がスタープラチナで自身の心臓をマッサージしていたり、スティーリー・ダンに命令されてい仕方なく宝石屋のブレスレットを展示箱からすり抜けて盗んだのを読者は知っているからだ。
スタンドはデフォルトで物質を透過できるんじゃないの?それならダイバー・ダウンの能力って一体?となってしまう。
疑問の根本である、「スタンドは物質を透過するのか?」。
この考察は別記事にてやろうと思うので、ここでは結論だけ。
「スタンドはほんの数瞬、もしくは本体の肉体であれば透過可能。しかし、基本的には物質を透過しない」
である。
【スタンド考察】スタンドは物質を透過できるのか?
スタンドの物質透過問題はこちらで詳しく考察しています。
それゆえ、問答無用で「物質を透過する」ダイバー・ダウンは強力なのである。
量子の海のダイバー
能力の本質は「触れている物質・エネルギーと自身の量子論的な波を増幅し、量子トンネルに潜り込む」。
ダイバー・ダウン自身は分解しても仕切れない、素粒子の振る舞う量子の確率論的海の奥深くに潜行する。
ダイバー・ダウンが物質に潜行する際、ビーチ・ボーイのように自身と物質を量子論的重ね合わせの状態に揺らがせる。
スタンド体と物質は確率的な存在として同時に存在していることになる。
スタンド体と物質は確率的な存在として同時に存在していることになる。
これだけでは抽象的な説明となってしまうので、もう少し深く量子力学の話をしていく。
全ての物質は素粒子から構成されているため、その名の通り粒の集合体である。
非常に微細な粒である素粒子が「強い力」によって固く結合して原子、分子となり固体となり、物質となっている。
しかし同時に、全ての物質は波である。
波とは現象であるため、説明が難しいが、素粒子は粒であると同時に波の性質を持っている。
これが量子論である。
素粒子の波というのは、どうやら素粒子の位置が確率的になるという振動の波のようである。
観測するまで素粒子の位置は確率的であり、観測するたびにその確率に従って素粒子は位置を変えるわけだ。
そして、この確率的な位置の振幅の幅よりも薄い壁があったとき、素粒子は「壁を透過」して通り抜けることがある。
これが量子トンネル効果と呼ばれるものである。
素粒子の波の振幅があまりにも小さいため、我々のスケールにおいて、人間が壁を通り抜けたというような量子トンネル効果は起こり得ない。
しかし、ダイバー・ダウンは触れている物質と自身の確率的な波の振幅を増幅させ、我々のスケールで量子トンネル効果を引き起こす。
ダイバー・ダウンが触れている物質は確率的に位置があいまいになっていき、そこをダイバー・ダウンは潜っていくのである。
このため、自分の体内も人間の体内も問題なく潜行できるし、物質の中もすばやく潜行できる。
この確率的な重ね合わせ状態では、アナスイが「こうしたい、こうであろう」という「観測」が「結果」に影響を与えるため、都合よく分解・再構成が実施できる。
このため、自分の体内も人間の体内も問題なく潜行できるし、物質の中もすばやく潜行できる。
この確率的な重ね合わせ状態では、アナスイが「こうしたい、こうであろう」という「観測」が「結果」に影響を与えるため、都合よく分解・再構成が実施できる。
アナスイは幼少期から「分解癖」を持っており、物質や肉体の構造というものを熟知していたからこそ、できることだろう。
作中でもヨーヨーマッの知性を司るスタンド脳という簡易な構造のものであれば、瞬時に「都合よく」こねくり回して、カエルの神経とつなぎ合わせている。
ダイバー・ダウンが行う攻撃は物質の「奥深く」に潜り込み、重ね合わさってあいまいとなり、そして「浮かび上がって」来て解放される。
これが時間差攻撃の正体である。
なお、物質と限定して述べてきたが、潜航できるのはパンチの衝撃といったエネルギーも可能である。
応用して、ダイバー・ダウン自身を「奥深く」に潜行させることで、周囲の物質も確率的あいまいさに引きずり込む。
これにより、確率の波を増幅して位置をあいまいにする。
応用して、ダイバー・ダウン自身を「奥深く」に潜行させることで、周囲の物質も確率的あいまいさに引きずり込む。
これにより、確率の波を増幅して位置をあいまいにする。
すると、潜行している対象の仲間が傷ついたとき、その傷の位置はダイバー・ダウンの位置だった、と観測することにより、位置を引きずり込むことで傷を身代りに受け止めているのだ。
物質を再現なく分解し、観察できる男
本来、人間の精神もスタンドも確率的存在というあいまいさを許容できないため、精神が崩壊しかねない。どんなものも分解して冷静に観察できるアナスイは、確率論的存在すらも計算し、捉えることができる。
普通の頭なら耐えられない事象を受け入れられるアナスイの精神が異常なのである。ら
ナルシソ・アナスイはラジオや車、果ては人体まで分解してしまうという癖があった。
分解して中身を知ってみたい、構造が知りたいという願望があり、恋人の浮気の現場を目撃した時も、何の感慨も抱かずに恋人と浮気相手を「分解」した
アナスイがいつごろスタンド能力に覚醒したのかは不明であるが、ダイバー・ダウンは分解に非常に好都合な能力といえる。
自分以外のすべてを価値のない部品の集合としか捉えられていないアナスイ。
自分の顔をダイバー・ダウンで瞬時に整形して見せたりというところから、もしかしたら自分自身にも価値を感じれていなかったのかもしれない。
先祖から受け継いできた、自分自身とは何の関係もない「宿命」に向き合い、身体をぼろぼろにしながらも真剣に戦う徐倫はアナスイからすると眩しすぎる存在なのかもしれない。
それこそ自分自身の救いと捉え、命を賭して徐倫を守ろうとした。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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漫画考察ランキング1位達成!!漫画ランキング1位狙ってますので、
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