ブラック・サバス/Black Sabbath
破壊力:E(ただし押さえつける力はA)
スピード:A
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
ブラック・サバス
本体名:ポルポ
貴族風の見た目の遠隔自動操縦型
破壊力:E(ただし押さえつける力はA)
スピード:A
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
イタリアンマフィア、パッショーネの幹部ポルポのスタンド。
元ネタはヘヴィメタバンド、ブラック・サバス(Black Sabbath)から。
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能力は「本体が取り込んだ物体の、影のコピーを創り出す」。
ポルポが手渡すライダーを「再点火」することで、その影から現れ、再点火した人物及びその光景を見た人物を影から自動追跡する。
そして、その人物の魂を引きずり出し、口内の「矢」で突き刺す遠隔自動操縦型スタンド。
貴族のような外見に黒帽子と黒マント、そして口の中には「矢」を持っている。
本体のポルポはパッショーネの試験官のような役割をしている。
ライターを試験者に手渡し、24時間消さないで戻ってくることを命ずる。
ここで、誤ってライターを消し、「再点火」することでブラック・サバスは自動的に発動する。
上記の通り、ブラック・サバスは遠隔自動操縦のスタンドであるため、条件付けによって発動し、条件を満たすもの全てを対象として襲いかかる。
なお、当考察では遠隔自動操縦型スタンド=ダメージフィードバックがない、という分類はしていない。
分類についてはスタンド分類の記事を参照のこと。
「再点火」すると、ブラック・サバスは試験者の近くを歩きながら現れ、ライターを再起動したもの及びその光景を見たものに真の試験を行う。
ブラック・サバスは「影」のスタンドである。
このため、「影」の中では高速で移動できるが、光の中では十数秒で消滅してしまう。
ジョジョ世界において、「影」は「精神の影」、「魂」に通じている。
魂に関するスタンドは全編通して登場している。
おそらくブラック・サバスは「影」を操作する能力から進化させ、なんとか「魂」の一端を引きずり出し、抑える力を獲得したのであろう。
上記のスタンドと異なり「魂」を直接扱う能力ではないからこそ、抑える時に力を発揮するのみである。
ゆえに、標的が既にスタンド使いの場合、魂の周りにまとわりつくスタンドが引きずり出されるのである。
ブラック・サバスは「影」という死角から標的に掴みかかり、標的の「影」から魂を直接掴み、押さえつける。
そして、強制的に口内の「矢」で魂を貫くという非道な試験を行う。
その結果は無残に死ぬか、稀に生き残ってスタンド使いとなるか、この2択である。
真の能力は影
能力の本質は既に述べた通り「本体の影のコピー」である。
これこそが、ブラック・サバスを遠隔自動操縦型として運用できる所以である。
ブラック・サバスは本体のポルポが体内に取り込んだ物体を「影のコピー」として持ち運ぶことができる。
つまり、ボスからの信用厚く、スタンド使いを生み出す「矢」を任されたポルポはなんと「矢」を喰らい、自らの体内に隠し持っているのだ。
これにより、ブラック・サバスはどんな遠隔地であろうと貴重な本物の「矢」を破損することなく使うことができる。
このように、「影のコピー」はいくらでも量産可能であり、スタンドパワーの続く限り何度でも使用できる。
ここで、ポルポは思いつく。
「自分自身のコピーを生み出せないか」、と。
ポルポは自らの身体部位を食らうことで、「ブラック・サバスの影のコピー」を創り出している。
(ジョルノは幻覚と思ったようだが、ポルポは本当に自身の指を食べたのだ。もしかしたら、その指すら既にコピーなのかもしれない)。
このため、ライターから出現するブラック・サバスは全てブラック・サバスの影のコピーとなる。
これにより、コピーのブラック・サバスが何度倒されようと本体にダメージはないし、何度でも再点火すれば復活するのである。
余談であるが、ポルポはタコのイタリア語である。タコはストレスがかかると自分の足を食べてしまうという。
このブラック・サバスの影を燃料として詰め込み、ライターを渡しているのだ。
このため、ブラック・サバスは倒されようと何度でも「再点火」のたびに蘇る。
その代わり、影となったブラック・サバスは日光が弱点となってしまっている。
なお、射程距離数キロで何度も戦えるほどの影を詰め込むには非常にエネルギーがいるため、ポルポはいつも食い続けている。
手ごまを使い捨てるポルポ
ブラック・サバスに限らず、遠隔自動操縦型スタンドは条件さえ満たせば誰でも襲いかかる。
信用を謳いながらも、若者を使い潰そうと考えていたポルポ。
大事な部下であろうとも、信用という名でからめとって、手駒として使い捨てるように使っていたのだろう。
大事な部下であろうとも、信用という名でからめとって、手駒として使い捨てるように使っていたのだろう。
だからこそ、影のコピーという能力が覚醒したのだ。
そして、遠隔自動操縦型スタンドのスタンド使いは基本的に自分以外がどんなに傷ついても良いと思っている。
なお、ブラック・サバスがレクイエムではないか、という議論もあるが、別項に譲る。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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