リトル・フィート
本体名:ホルマジオ
何でも縮めるスタンド
破壊力:D
スピード:B
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:D
成長性:C
暗殺チーム、ホルマジオのスタンド。
ポルポの「矢」で目覚めた。
元ネタはアメリカのロックバンド、リトル・フィート(Little Feat)から。
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能力は「鋭い爪で傷つけたものを徐々に縮小する」。
リトル・フィートはまるでロボットかのような見た目、甲虫の殻のような外装に覆われている小柄な近距離パワー型スタンド。
首や腕は蛇腹のようになっており、右手の人差し指には長く鋭い湾曲した爪を持つ。
リトル・フィートのこの爪で傷つけられたものは生物・非生物問わず徐々に「縮小」する。
一度傷つけられると、どれだけリトル・フィートから離れても、能力を解除しない限り縮小は続行して行く。
さらにこの効果はスタンドや衣服にも及ぶ。
が、途中で脱げた靴はその段階で縮小を止めている。
この縮小は数秒に1%程度の縮小である。
じわじわとした速度で、半分くらいの身長になるまで数分、10分弱で数センチの身長になる。
また、体重は縮小率の三乗で減っていくため、身長が半分になると、体重は1/8となる。
縮小=次元圧縮!?
能力の本質は「重力子を引き寄せ、飲み込む縮小ウイルス」。
空間には重力子が伝播しており、これが質量を生むと言われている。
また、これが空間という次元を制御している。
リトル・フィートの爪から縮小ウイルスを注がれると、このウイルスは自動的に重力子間の「距離」を「食べ始め」、次元的に空間が縮まっていく。
さらにウイルスが「重力子」を折り畳まれたれ別次元に飲み込んでいくことで質量ごと縮小する。
このため、縮むにもかかわらず、筋肉が縮み骨が折れることなく縮小ができる。
さらに質量保存則も働かず、小さく軽くなれるのである。
リトル・フィートはこの縮小ウイルスを注ぐのみで、あとは勝手に感染者の体内で成長していく。
能力の射程距離が無限ではないが、縮小はウイルス任せのため、少なくとも数百メートルは能力の射程距離があるのであろう。
この縮小ウイルスによる縮小の過程は、バネを縮めていくように、本来の距離で保たれている重力子を強引に縮める。
よって、リトル・フィートが能力を解除すると、バネが勢いよく戻るように、一気に元のサイズに戻る。
これを利用し、ホルマジオは元のサイズに瞬間的に戻るエネルギーを使って、ペンをバネのように使って跳ねまわっていた。
また、なんども自らを縮小していると思われるホルマジオは、自身の重力子の力が「緩ん」でおり、縮小スピードが他に能力を使うよりも早い。
ホルマジオが縮小した場合も例外なくスタンドも縮小し、体重も減衰する。
このためパワーは下がるが隠密性が上がる。
自らが小さくなることで、巨大な「昆虫や小動物の支配する世界」を鍛え上げた肉体とリトル・フィートの能力で駆け抜ける。
さらにアニメ版では、自動車を縮小して暗殺対象に飲み込ませて、解放、殺害といった使い方をしており、暗殺者としての有能さを見せていた。
巨大な存在に立ち向かう漆黒の意志
ボスの座、麻薬ルートを占有を狙う暗殺チーム。
その最初の刺客ホルマジオはマフィアらしい恐ろしさと気概を見せた。
「目標」に対して命をかけて遂行する「覚悟」を持っており、任務がどれだけ困難であったとしても愚直に忍耐しながら達成まで行き着くという「漆黒の意志」にも似た「精神」を見せた。
この困難に挑戦する意志が、巨大なものに挑戦するために自らを小さくする、というやや逆説的な能力を生み出したのかもしれない。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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