パープル・ヘイズ・ディストーション/Purple Haze Distortion.
スピード:B
射程距離:C→E
持続力:E
精密動作性:E→C
成長性:B→?
本体名:パンナコッタ・フーゴ
破壊力:A
スピード:B
射程距離:C→E
持続力:E
精密動作性:E→C
成長性:B→?
ポルポの「矢」で目覚めた。
元ネタはアメリカのミュージシャン、ジミ・ヘンドリクス(Jimi Hendrix)の名曲Purple Hazeと彼の開発したディストーションと呼ばれるギター奏法から。
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見た目は変わらずヘルメットを被り、凶相の人型であるが、少しだけ暴走の兆候は治まっている。
能力は「共食いする殺人ウイルスの散布」。
とはいえ、人は急に性格まで変わるわけではなく、パープル・ヘイズの頃と同じく怨念のエネルギーを元にしたウイルス攻撃を行う。
周りに合わせたり、期待に応えようと鬱屈した怨念のエネルギーは、精神的な成長によりむしろ凶暴に進化している。
そして、自滅覚悟であったにも関わらずフーゴは生き残っている。
これはパープル・ヘイズ・ディストーションの殺人ウイルスが進化し、ウイルス同士が共食いするまでになったためである。
つまり、パープル・ヘイズ・ディストーションは全力で攻撃するほど相手への殺傷力がなくなってウイルスの共食いしか起こらず、手加減すればするほど確実に相手を殺せるという矛盾した性質を持つ。
だがほんの少しの成長、ディストーションによりスタンドの射程距離は短くなったものの、近距離で本体が感染することなく敵にだけウイルス攻撃ができるようになった。
どんな成長をしたのか?
能力の本質は「肉体とスタンドを喰らうスタンドウイルス」。
パープル・ヘイズ・ディストーションの矛盾した性質は一体何が起きているのか。
これは実は非常に単純。
元々パープル・ヘイズの殺人ウイルスは肉体と「魂の器」、そして生命エネルギーを糧に爆発的に繁殖する。
逆に日光などの光、そして高濃度の生命エネルギー=スタンドエネルギーの前では停滞または滅菌される。
このため、スタンドそのものにウイルスは感染しなかった。
しかし、パープル・ヘイズ・ディストーションに進化したことで、スタンドすらも喰らうようになった。
このため、皮肉にもウイルス同士の共食いが発生することになったのである。
代わりにこれまで出来なかったスタンドへのウイルス攻撃も可能となったため、偵察に来た遠隔操作型スタンドを凶暴なウイルスで瞬殺できるようになっている。
キレる青年は半歩成長した
フーゴは自分の見てこなかった、それでいてずっとある感情を見ないようにしてきた。
押し込んでいた感情が怨念のエネルギーとしてたまっており、いつ爆発するかもわからない状態にまでなっていた。
ジョルノは本体の死後に怨念のエネルギーにより、殺すこともできない無敵のノトーリアス・B・I・Gとの戦闘を経て、ある疑念にたどり着く。
そこでジョルノは、フーゴの成長を期待し、厳しい任務を与えた。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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