エンペラー(皇帝)／Emperor
破壊力：B
スピード：B
射程距離：B
持続力：C
精密動作性：E
成長性：E
ジョジョの奇妙な冒険ABC 6弾 【コモン】 《スタンド》 J-616 皇帝（エンペラー）
本体：ホル・ホース
破壊力：B
スピード：B
射程距離：B
持続力：C
精密動作性：E
成長性：E
タロットカードの4番、「皇帝」の暗示のスタンド
「皇帝」は権力、責任感、そして孤独を示す。
強いものに付くという感情を越えたビジネスライクで、多くの女性を虜にしながら仮初めとは言え幸せにするマメさのあるホル・ホースらしいと言える。
元ネタは諸説あるが、アメリカのポップスデュオのダリル・ホール&ジョン・オーツをここでは紹介する。
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エンペラーは「弾丸の軌道を操る拳銃および弾丸のスタンド」。
拳銃のビジョンを出すだけのスタンドパワーの小さなスタンドである。
が、いざという時に汗一つかくことなく呼吸を乱さない集中力がスタンドの弾丸の操作を可能としている。
高速で数十メートルの精密射撃、数ミリ単位の軌道修正を可能としており、狙われたら逃げる事は難しい。
ただ、拳銃であるため、遠距離からの狙撃などは不可能。
射程距離が短く、高速で射出する弾丸を操作するには高度な集中力を要するため、中・近距離からの暗殺という戦法を取らざるを得ない。
本体に危険が及ぶこの弱点をホル・ホースは自覚しており、この弱点をカバーできる相方と組むことを好む。
一番よりNo.2、自身のプライドより作戦の完遂を大事にする。
エンペラーの精密動作性が低いことから、とんでもない射撃はホル・ホース自身の技術と思われる。
弾丸が本体？群体型スタンド
能力の本質は「弾丸状の群体型スタンドとそれを射出するスタンド」。
弾丸もスタンドなんだぜェーっっ！
とはスタンド弾という意味ではなく、弾丸が群体型スタンド。
弾丸自身がスタンドであるため、軌道修正も可能なのだ。
しかし、射出後の弾を操作できるのはエンペラーだけだ。
ストレングスやホウィール・オブ・フォーチュンのような道具型のスタンドだが物質融合もせず、七部に登場する能力顕現物質とも違う、スタンドにして拳銃のスタンド、エンペラー。
トト神の漫画ではエンペラーは弾丸の方に目が描かれている
つまり、エンペラーの本質は弾丸の方がスタンド本体であり、弾丸の数だけ存在する群体型なのだ。
恐らくシルバーチャリオッツのように、スタンドの鎧に覆われているため、敵に着弾しても相手にしかダメージがないものと思われる。
群体型スタンドであるため、弾丸の軌道を修正するというのはただの移動に過ぎない。
しかし、射出によって加速しているため、大まかに軌道を修正する程度で、高速の中での細かな軌道修正は集中力を要する。
また、群体型スタンドであるため、その操作は半自律型。
集中を切らすと大まかな周回軌道を取りながら、自身のところに戻ってくる。
よくミスタのセックス・ピストルズと比較されるが、弾丸がスタンドか、弾丸を操る小人がスタンドかの違いであると言える。
弾丸がスタンドのエンペラーは近距離戦のスタンドであり、セックス・ピストルズは遠距離戦や情報戦を得意とするスタンドだ。
女性に優しい三枚目男
世界各地に恋人を作り、大事にしながら利用する男ホル・ホース。
それも女性を心底尊敬しているから、という信念を持っていて、憎めないキャラ。
アヴドゥルを殺しかけたりと何度も登場する敵ながら、読者からも愛さらている。
それは、DIOにすら自分の信念のために背きかけ、そしてビビってやめるという人間らしさがあるからだろう。
自分の力とエンペラーを知り尽くしており、一番よりNo.2！
出典：荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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