破壊力:B
スピード:E
射程距離:列車一本程度は余裕
持続力:A
精密動作性:E
成長性:C
ザ・グレイトフル・デッド
本体名:プロシュート
上半身だけの、老化させるスタンド
破壊力:B
スピード:E
射程距離:列車一本程度は余裕
持続力:A
精密動作性:E
成長性:C
リゾット率いる暗殺チーム、プロシュートのスタンド
ポルポの「矢」で目覚めた。
元ネタはアメリカのミュージシャン、ザ・グレイトフル・デッド(The Grateful Dead)から。
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能力は「無差別且つ広範囲に老化するガスを発生させる」。
太い両腕、三本しかない指、全身に目の模様が描かれている、上半身しかない独創的な外見の能力顕現型スタンドり
スタンド体から「老化」させるガスを広範囲に、無差別に発生させる。
密室での効果は抜群で、作中ではミラノ特急の全車輌をガスの範囲内に収め、乗客全員を一気に「老化」させた。
この「老化」は成長と違い、子供であってもそのままの体型で全身が老けて行く。
また作中、ザ・グレイトフル・デッドはこの老化の開始の発生トリガーをある一定以上の体温としている。
体温が高ければ高いほど老化が早まるようだ。
乗客全員とブチャラティ達を老化で無力化しながら、同時に標的のトリッシュを生きたまま確保するために、プロシュートは男女の平均体温の違いを利用して、平均体温の高い男性がより早く「老化」するように仕向けた。
逆に体温をトリガーとしていたため、身体を冷やすと「老化」は止まり、能力発動前の状態に若返る。
またザ・グレイトフル・デッドの「老化」は全身の筋肉、関節の衰えを一気に発症し、踏み抜く程度で簡単に骨折してしまう。
また、スタンドとしては珍しく、パープル・ヘイズと同様、本体も自身の能力の対象となる。
ただし、パープル・ヘイズと異なり、本体は「老化」の影響を受けるかどうか選択できる。
作中では敢えて「老化」することで乗客に潜み、ミスタに襲いかかった。
細胞の強制擬死能力
能力の本質は「温度をトリガーにして、筋肉、関節、皮膚、神経すべての細胞を強制的に停止・擬死させるスタンドガスを発生させる」。
ザ・グレイトフル・デッドのガスは成長というプロセスを飛ばして「老化」のみを引き起こす。
子供がザ・グレイトフル・デッドの能力を浴びると、身体が大人に成長することなく、そのまま全身が老けていく。
つまり、本質は「老化」ではなく細胞に「停止または一時的な死」をさせる。
すなわちザ・グレイトフル・デッドのガスは、細胞に対して強制的な擬死(死んだふり)または仮死させるのである。
細胞の活動を停止させると、まるで死んだようになると筋肉は弱まり、皮膚はたるみ、髪の毛は細くなり、血は通わなくなり、神経は鈍化する。
これが表面的に「老化」と見えるのである。
このスタンドガスは熱量が多いと活発になる性質があるため、体温程度で一気に活動量を増加させる。
逆に冷やされると、スタンドガスは細胞の停止を止めるため、ザ・グレイトフル・デッドの被害者は元の若さに戻ることができる。
体温が高いほど効果も高まるため、老化が進むほど代謝も落ちて体温も下がり、老化のスピードは落ちていく。
ザ・グレイトフル・デッドという能力の最終地点は、おそらく広範囲かつ無差別に、標的もその周囲の人間もまとめて緩慢な老衰死を迎えていくものであろう。
ジョジョ三大兄貴
やると決めたことを必ずやる、決めたら達成していると不屈の闘志と目的遂行のためなら死をも恐れない「漆黒の意志」を持つプロシュート。
周囲を巻き添えにしてでも必ず任務を達成させる悪の美学を持つプロシュートに魅了される読者は多いり
そのなりふりの構わなさがザ・グレイトフル・デッドに現れているが、同時に緩慢な、痛みすらない老衰死こそ「偉大なる死」と呼ぶプロシュートは本当は「優しい」のかも知れない。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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