ハングドマン(吊られた男)/Hanged Man
破壊力:C
スピード:A
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:D
成長性:D
ハングドマン(吊られた男)
本体名:J・ガイル
鏡の中の殺人鬼
破壊力:C
スピード:A
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:D
成長性:D
タロットカードの12番、「吊られた男」の暗示のスタンド。
「吊られた男」は試練、報われる、忍耐といった意味があるらしい。
ハングドマンは干からびたミイラのように乾燥していて、包帯を巻いた姿をしている。
両手が右手ではなく、本体の異次元的な特徴を表すかのように、右手に鋭い剣先を隠し持つ。
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能力は「鏡の中から一方的に攻撃する」。
エンヤ婆の息子にして「ガイルの血統」。
ジョースターの血統が星型のアザを持つように、「ガイルの血統」は両手が右手という特徴を持つ。
この異次元的な特徴によってか、魔女エンヤと同様に生まれながらのスタンド使いとなっている。
そして、その能力は虚から実へ、存在しないものを存在させるビジョンとして開花した。
ハングドマンは一見、ファンタジーやメルヘンにしかないような鏡の中の世界に侵入し、鏡の中の標的に襲いかかる。
鏡に映り込む標的に、ハングドマンにより傷が与えられると、実世界の標的にも全く同様のダメージが発生する。
作中でもハングドマンは瓶に映り込んだ蛇を切り刻み、鏡の中からポルナレフに接近して首を締め上げた。
虚像が映るものであれば材質は何でも良いようで、車のバックミラー、ハンドルの金属部、ピカピカの硬貨などにもハングドマンは潜める。
真の能力は「虚像の存在する3次元座標をもとに実物へ干渉する」。
J・ガイルの左手はまるで、「鏡に映した左手と交換したかのように」右手となっている。
このハングドマンの右手こそが鏡面世界から現実世界へと干渉できる鍵である。
第五部のマン・イン・ザ・ミラーすらも鏡面世界から現実世界への干渉は不可能であり、花京院が言うように鏡の世界なんてメルヘンと思われるのが通常である。
形のないものに形を与えるガイルの血統、両手が右手という特徴が相まって、ハングドマンはその左腕の右腕のみ現実世界への干渉を可能としている。
ハングドマンは通常のスタンドと異なり、鏡面の中でしか存在できない。
ジャスティスが霧と物質融合してが、ハングドマンは光と物質融合しているのではなく、光のような性質のスタンドである。
ハングドマンは鏡面に取り付いたのち、虚像に干渉して、鏡面世界の中に潜り込む。
ハングドマンが潜り込んだ鏡面世界は、ただの光の反射が作り出した虚像の面世界ではあるが、三次元の実世界を射影したものである。
この鏡面世界に潜む際、この鏡面世界は映し出しているものしか存在せず、また鏡に映っていない物陰には何もない、という状態と考えられる。
そして、ハングドマンはこの虚像の鏡の世界に潜り込んだとはいえ、全て三次元の射影であるため、鏡の中の標的に近づくには鏡の中で走って近づかなければならない。
さらに、途中に窓など障害物があるなら開けなければならず、飛び越えることはできない。
なお、右腕の右手で虚像の窓を開けても実世界に影響はないようである。
鏡面世界内の人物はもちろん、実物の映り込んだ虚像に過ぎない。
しかし、ハングドマンの左の右腕は「鏡の世界」の左腕。
なんと、「鏡の世界の虚像」から「実物」へ右腕だけは干渉可能である。
これは、鏡の中の座標から実像の存在の位置を割り出し、右腕と右手の剣の表面だけを実世界に送り込んで攻撃しているためである。
ただし、近距離パワー型スタンドに比べて、力は強くないため首を締め上げたり、右手の剣で背中を刺すくらいしかできない。
また、標的に気づかれ、鏡を攻撃されても鏡面世界に潜り込み光に形状を変えているハングドマンにダメージがあるわけではなく、無敵である。
ただし映る範囲が狭くなるため、鏡面世界も狭くなる。
標的が逃げた場合、鏡面世界が映り込んでいる鏡面に向かって擬似的な光に変化して直線移動する。
これは鏡面間で反射し合っている光に乗って移動しており、鏡面世界でしか存在できないハングドマンにとって移動中は非常に無防備である。
移動先の鏡面に到達した瞬間に、また新たな鏡面世界を創り出し、潜む。
ただし、この鏡面世界に映り込んだ鏡面の位置からスタートする。
このため、鏡面近くに対象がいる場合、また走り寄らねばならない。
瞳の中なども鏡面世界の対象であるが、目を閉じられると強制的にその瞳が映る鏡面へと直線移動してしまう。
しかし、鏡面間の自動的な移動中はハングドマンのスタンド体がまとまって移動し、光に変化しきってないため、スタンドの攻撃を受けてしまう。
この弱点を突かれ、ポルナレフに敗退した。
邪悪の血統
エンヤ婆の息子、J・ガイル。
エンヤ婆は特に自分が正しいを行いをしていると信じている狂人であった。
J・ガイルは縛られることなく、悪を行うことへのブレーキすらない男であった。
ポルナレフの妹に対する残虐な行為だけでなく、多くの悪事を当たり前にしてきたことであろう。
親子ともに報いは受けることになった。
J・ガイルとハングドマンの感染症患者のような見た目は、J・ガイルズ・バンドの曲、リバー・ブラインドネス(オンコセルカ症)から来ていると思われる。
最後に鏡面が周りになかったり、夜はどうなるかというと、ハングドマンは形のない状態に戻ってしまう。
本体の周囲をただよう形のないエネルギーとなるため、雨が降ると雨避けのようになるのだ。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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新入社員研修中,今まで生きて来て一番嬉しかったことは
何か?と聞かれました。
真っ先に思い浮かんだのが
「死んだと思っていたアブドゥールさんが,実は一時的に
チームを離れて療養していたと分かった瞬間」
でしたが,期待外れで賛同を得られないと容易に察しが
ついたため泣く泣く別の発言を・・・
先日,社長教育で憧れている人物は?と急に問われ
真っ先に思い浮かんだプロレスラーではなく,皆が
知っている「イチロー」と咄嗟に代えて答えました。
この時,懐かしくアブドゥールさんのことを思い出し
コメントしたくなりました。
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��ヒロさん
コメントありがとうございます!(^O^)
生きてたこと本当に嬉しいですよね(≡^∇^≡)
でもそれを新人研修で話した勇気、僕は尊敬します!!