【スタンド考察】ズィー・ズィーのホウィール・オブ・フォーチュンを解説!

ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪)/Wheel of Fortune

破壊力:B
スピード:D
射程距離:A
持続力:D
精密動作性:E
成長性:D



ホウィール・オブ・フォーチュン(運命の車輪)
ホウィール・オブ・フォーチュンのスタンドパラメータ

本体名:ズィー・ズィー
ズィー・ズィーの勝ったッ!第3部完!

スピルバーグの名作、激突!

破壊力:B
スピード:D
射程距離:A
持続力:D
精密動作性:E
成長性:D



タロットカードの10番、「運命の車輪」の暗示のスタンド。
「運命の車輪」は幸運、偶然、運命的といった意味があるらしい。
本体の元ネタはアメリカのスリーピース・ロックバンド、ZZトップ(ZZ Top)から。

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能力は「車と物質融合し、単純強化する」。

一般人にも見える物質融合型スタンドで、普段はボロい車の形状をしている。

本性を現すと、凶悪な車に変形し、ランドクルーザーの全開のパワーをはるかに超える力で主人公たちを崖下に突き落とす。

運命の輪の暗示のスタンド、ホウィール・オブ・フォーチュン

全力のホウィール・オブ・フォーチュンの馬力は相当なもので、地面に鋲を打ちつけながら崖を登る走行をし、機械系統を蛇のように操りスパークを飛ばす。
さらにガソリンを油圧で散弾銃のように射出してくる。
正しく物質融合型の猛獣のような力押しで攻めてくるスタンドだ。

ホウィール・オブ・フォーチュンのストーリーはスピルバーグの初期作、激突!をオマージュした話になっている。
無論、映画の方はスタープラチナでぶちかまして「道」を作ったりはしないが(笑)





近距離単純拡張タイプの物質融合スタンド

ストレングスと同様に、ホウィール・オブ・フォーチュンは単純拡張タイプの物質融合型スタンドだ。
このタイプは融合対象の力やサイズを拡張することが出来るため、力押しだけで十分に脅威となる。

変形して承太郎に襲いかかるホウィール・オブ・フォーチュン

ストレングスの記事でも述べたが、物質融合型スタンドも2タイプに分かれる。

ひとつは、近距離単純拡張タイプ。
これは融合先が本体から離れられない近距離型。
その分、融合先の物質を強化、拡大、複雑化と大きく強力にすることが出来る。
さらに、融合した物質はスタンド物質となり、シルバーチャリオッツの甲冑のように身を守る。
このスタンド物質は余剰エネルギーの塊なので、傷ついても本体にダメージはない。

船のストレングス、車のホウィール・オブ・フォーチュン、スライムのイエローテンパランス、氷のホワイト・アルバムなどがこのタイプである。


もうひとつは、遠距離憑依タイプ。
これは融合先をかなり本体から離して遠距離から操作できるタイプ。
その分、融合先の物質強化度合いは近距離単純拡張タイプに比べると弱い。
元々の道具以上のパワーを発揮させることは出来ず、さらにすぐに拡張できないために融合した物質の損傷は本体へとダメージフィードバックする。
遠距離憑依タイプのメリットは近距離単純拡張タイプほどではないがゆっくりと物質を拡張し、強化できることである。

道具のハイプリエステス、肉のエンプレス、人形のエボニーデビルなどがこのタイプで、本考察では物質操作型、と名付けて分類している。





日常に潜む狂気

特に現代社会の中でなくてはならないものの、事故などの恐怖のつきまとう車。

不気味なドライバーに命をつけ狙われ、力押しで襲いに来るホウィール・オブ・フォーチュンは不幸と恐怖の象徴であろう。

頭のおかしいドライバーがもしいたら、そんな恐怖を煽る激突!であり、ホウィール・オブ・フォーチュンである。

なお、本体のズィー・ズィーは腕だけをムキムキに鍛えていた見掛け倒しの男で、恐らくはスタンド能力を使って小遣い稼ぎをしていた小悪党なのだろう。

腕だけマッチョの見掛け倒し、ズィー・ズィー


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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