クヌム神/Khnum
スピード:E
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
ジョジョの奇妙な冒険ABC アマゾン マーケットプレイス登録商品 【シングルカード】 3弾 【スターター専用(ST)】 《スタンド》 J-280 クヌム神
クヌム神
本体名:オインゴ
顔だけ完璧な変装スタンド
破壊力:E
スピード:E
射程距離:E
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
古代エジプト神話における「クヌム神」の暗示のスタンド。
「クヌム神」は創造の神であり、粘土を捏ねて人間を創造した存在である。
顔面を捏ねて変身するオインゴにふさわしいといえる
本体の名前の由来はアメリカのロックバンド、オインゴ・ボインゴ(Oingo Boingo)から。
能力は「見た相手の姿形、細胞レベルでコピーして変身する」。
スタンドヴィジョンがなく、オインゴ本体の身体そのものを使って変身する身体拡張型スタンド。
ただし中身はオインゴのまま。
クヌム神は標的を一目見るだけで顔の大きさ、皮膚や瞳、筋肉のつき方や表情、髪の毛までコピーする。
イギーを騙せたことから、体臭まで完璧に真似ていると思われる。
恐らく指紋までコピーしており、肉体面で見抜くことは不可能。
仲間に化けて謀殺、これがもっとも恐ろしい。
ジョセフたちもどんなに気をつけていても仲間から襲われるとは思っていない。
そこに自在につけ込めるクヌム神はスパイや暗殺者に持ってこいのスタンドだ。
弱点は肉体以外を真似ることはできないため、服装は真似れない。
また、精神面はオインゴから変わらないためスタンドはもちろんのこと、ジョースター御一行を相手取るに十分な精神力はオインゴには足らなかったのかもしれない。
運命に影響を与えるほどの変身能力
能力の本質は「標的の見た目と運勢をかたどって自身の肉体と運勢を整形する」。
クヌム神の本質は身体的存在と、それにまつわる全てをコピーして再現することである。
ジョジョ世界において、「運命」と呼ばれる大局的な世界の流れが存在する。
それと同様にミクロなレベルでは身体の細胞とそこを河のように流れる「生命エネルギー」のようにエネルギーの流れがある。
そして、その間には細胞レベルのエネルギーの流れ、「知性」の流れ、雄大な「運命」の流れに複雑に絡み合う個人の「運勢」というものが存在する。
作中での呼び名は様々でミクロレベルの流れを「波紋」、「回転」と呼ぶ。
中間の流れをシンデレラの辻彩はそのまま「運勢」と呼ぶし、川尻早人は「正義」と呼び、大統領は「吉良」と呼ぶ。
中間の流れは特にミクロからマクロまでさまざまなエネルギーの要素と複雑な数式のごとく絡み合うため、再現が難しいのであるが、クヌム神はこれを再現するほどの精密なコピーを行う。
つまり、クヌム神が能力を発動した時、精神を異とするが、「運勢」が全く同じ人物が2人存在することになる。
「運命」の中で確実に起こる波を捉えて描写するトト神。
しかし、クヌム神はその確実に起こる「運命」すらも誤魔化し惑わしてしまう。
金持ちに変身すれば金持ちに、運のいいやつに変身すればツキまくりになれたことだろう。
少なくとも第3部の承太郎は波乱万丈、冒険と挑戦の「運勢」、星の下であった。
何もしなくともトラブルや敵スタンド使いが引き寄せられる「運勢」を乗り越えるだけの勇気と知恵と力が、オインゴにはなかったため、誰にも気づかれることなく勝手に自滅してしまった。
オインゴ・ボインゴ・ブラザーズ!
なお、肉体を何度も変形させてきたオインゴの顔は粘土のような可塑性を持っており、悪事を働く際は人相を変えていたようである。
「天国」にただ一人至ろうとするDIOにとって、他人をコピーする能力など便所のゲロ以下に気にするものではなかった。
しかし、「天国に至る」ために避けて通れぬ「運命」。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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