【スタンド考察】ダニエル・J・ダービーのオシリス神を解説!

オシリス神/Osiris

破壊力:E
スピード:D
射程距離:D
持続力:C
精密動作性:D
成長性:D

ダービーのオシリス神
ジョジョの奇妙な冒険ABC アマゾン マーケットプレイス登録商品 【シングルカード】 3弾 【スターター専用(ST)】 《スタンド》 J-285 オシリス神



オシリス神
オシリス神のスタンドパラメータ


本体名:ダニエル・J・ダービー
ダニエル・J・ダービー

魂を賭けるスタンド

破壊力:E
スピード:D
射程距離:D
持続力:C
精密動作性:D
成長性:D



古代エジプト神話における「オシリス神」の暗示のスタンド。
「オシリス神」は農耕と冥界の神である。
魂を掴むスタンドは冥界の神の名に相応しい。
本体の名前の由来はアメリカの歌手、テレンス・T・ダービー(Terence Trent D'Arby)から。

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能力は「賭けに負けた相手の魂を抜き取り、コインにする」。

見た目はでこぼこした不気味な顔をしており、両手の指先には吸盤がついている能力顕現型のスタンド。

魂の強奪に特化しており、戦闘するような能力はない。
吸盤のような指先で標的の魂を抜き取ってしまう。
しかし、いきなり魂を抜き取るような、問答無用なことはできない。

吸盤状の指を持つオシリス神

ただ、ダービー曰く、人は勝負に負けると心にダメージを負い、隙ができる。

オシリス神はこの隙のできた瞬間に吸盤で魂を抜き出す。
そしてこね回して圧縮し、ギャンブルに賭けるコインとして加工する。
魂を抜かれた肉体は仮死状態に陥る。
そのまま時間が経てば、本当に死んでしまうようだ。

ポルナレフの魂を加工するおし

ダービーはギャンブルで負かせて来た相手の魂を抜き取り、「魂のコイン」に加工して収集するという猟奇的な趣味を持つ。
さらにこの「魂のコイン」を担保にギャンブルを続ける。

魂のコイン

なお上述のように、オシリス神には魂を抜き取る能力しかなく、ギャンブルを有利に働かせるような能力はない。
通常の戦闘能力もないため、ダービー自身が賭けの場に持ち込み、自力で勝利を掴む必要がある。

オシリス神が発動するギャンブルはポーカーなどだけでなく、ちょっとした賭けでも良い。
作中でもポルナレフ相手に、野良猫が左右どっちの肉を先に拾うか、ジョセフ相手にコップの水を溢れさせずに何枚コインを投入できるか、といった賭けをしてみせた。

魂を賭ける!グッド!

「魂」を賭ける、と言葉上であっても宣言すれば、負けた瞬間にオシリス神は魂を抜き取れる。
また、承太郎は一筆することで母ホリィと花京院の魂もベットしていたので、射程距離に関係なく宣言すれば魂を奪取できるのかもしれない。

承太郎の強気ブラフ





魂に吸着、加工する

能力の本質は「魂の器に浸透して魂を吸着し、加工する」。

オシリス神はなんと、「矢」でしか貫通できない「魂の器」を貫く指を持っている。
この指で持って、直接魂を抜き取ることができる。

ただし、ジョジョ世界においても肉体と魂の結びつきは非常に強く、いくら魂強奪に特化したスタンドとはいえ、無条件に魂を抜き取ることはできない。
「魂の器」はオシリス神の能力であっても簡単には貫通できない。

本体のダービーは生粋のギャンブラーであり、人間の魂が高揚する瞬間、絶望に落ち込む瞬間を見つめ続け、鉄火場を乗り越えてきた男である。

自力で賭けに勝ってきたダービー

大金と人生、積み上げた努力の成果が一瞬で消え去り現れる賭場で、ダービーが行き着いた結論。

何かを賭けて勝負をすると、人の感情は大きく揺れ動く。
そして、負けを感じ取った瞬間、「魂の器」のエネルギーが瞬間的に下がる。
この敗北の瞬間の意識の隙間、そして「魂の器」の隙間にオシリス神はつけこみ、浸透させた指で直接魂を抜き取るのだ。

どんな形の賭けでも成り立つ

オシリス神は戦闘能力がないので、意識の隙をつかない限り近づかない。
が、既に誰かを「魂のコイン」にしてしまい、人質としていれば余裕があるらしく、明確な勝ち負けが確定していなくとも、標的が敗北したと確信してしまった瞬間に近づいて魂を取り上げている。


魂を分断するオシリス神

また、オシリス神の指は魂を捕まえて加工することすらできる。
魂はエネルギーの塊らしく、オシリス神によって圧縮、切断されても問題はないようだ。
この加工は様々なことができそうであるが、ダービーは賭けのベットコインに使うのみであった。

この「魂のコイン」はオシリス神の能力の射程距離内にある限り維持される。
解放するには、ダービーが敗北を認めるか、意識を失ってオシリス神を解除することのみ。
ただし、魂を抜かれた肉体は仮死状態に入り、緩やかに死んでいくため、肉体が既に死んでいると魂が戻っても蘇生はできない。



能力顕現型のスタンドはルールによって能力を発揮するパターンも多い。

オシリス神は自らの意思で「魂」を賭けると宣言し、勝利することで「魂の器」のエネルギーをゼロにすることで発動する。

このルールは信頼ある仲間、魂すらも預けられる仲間であれば代理することができると作中で言っているが、どこまで成功するものかは不明である。





生粋のギャンブラー

ダービーは子供の頃から賭けと、そして勝利にこだわる人物だったようだ。
なお、名前にこだわりがあるらしく、賭けをする相手には自身の綴りのD'.A.R.B.Yまで明確に伝えている。

生まれついてのギャンブラー

バレなければイカサマじゃあない、という思想のもと、野良猫や周囲の人間すべて自分が勝つための仕込みであり、勝つための努力を惜しまない。
もちろん、ダービー自身の賭けの能力や記憶力、洞察力、トランプを操る器用さは一級品。


生まれついてのスタンド使いであったと思われるが、スタンド能力に頼ることなく、勝つためのことを全部やってきている。

ジョースター御一行を一人で倒しきれるほどの男であったが、最後は承太郎のクソ度胸ブラフと、勝負に負けたらDIOの秘密をしゃべるという恐怖によって敗れ去った。



天国」へ至るため、魂の収集を想定していたDIOは「魂を見て、収集」できるダービー兄弟に注目した。

その計画に対する必要性から、ザ・ワールドの能力もある程度伝えていたと考えられる。

自らの「魂」を賭けることに慣れていたダービーであるが、魂を凍らせるほど恐ろしいDIOのスタンドの秘密を賭ける、というリスクを乗り越えることはできず、敗北した。

ゲブ神のンドゥールなど悪人を酔心させる悪のカリスマを持つDIOであるが、その恐ろしさが逆に働き、ダービーの負けを誘ったといえる。


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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