ティナー・サックス/Tanor Sax
五感にまで訴える強力な幻覚能力がなぜ破れたのか、その敗因も共に考察していく。
ジョジョの奇妙な冒険ABC 4弾 【アンコモン】 《スタンド》 J-415 ティナー・サックス
ティナー・サックス
DIOの館における侵入者撃退係の1人。
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破壊力:E
スピード:E
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
ジョジョの奇妙な冒険ABC 4弾 【アンコモン】 《スタンド》 J-415 ティナー・サックス
本体名:ケニーG
破壊力:E
スピード:E
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
DIOの館における侵入者撃退係の1人。
本体名はアメリカのサックス奏者、ケニー・G(Kenny G)から。
スタンド名は木管楽器の名前から。
能力は「屋敷全体に広がる幻影」。
スタンドの外見は見せる前に速攻で退場したため不明。
リアリティのある幻影を出現させる能力顕現型スタンド。
リアリティのある幻影を空間全体に広げるため、ティナー・サックスの影響下にある人物は幻影と実物の区別がつかなくなる。
狭い部屋の中にいても広大な無人島のビーチにいるように幻影を感じ、どこが壁なのかも見つけられなくなる。
床の先にある落とし穴に気付きすらしない。
無限に続く迷路の中に迷い込んだ気にさせられる。
テレンス・T・ダービーの乗車してきた謎の乗り物を見せず、浮いているように思わせる。
など、作中でも五感をだます幻影で承太郎たちを翻弄した。
さらに、ケニーG本体も幻影に潜んで仕舞えば見つけることは困難。
幻影以外の能力のないスタンドであるが、存在しない幻の柱の陰から銃撃するだけでも十分な脅威である。
サポート役のティナー・サックスはヴァニラ・アイスと組むなど、チーム戦で力を発揮するタイプである。
五感をも騙す集団幻覚
能力の本質は「五感に訴えかける幻覚を強制的に知覚させる」。
ティナー・サックスは光学迷彩の幻影か、集団強制催眠による幻覚か。
というと、答えは後者の幻覚である。
ティナー・サックスは現実と区別のつかないような視覚、聴覚、嗅覚、触覚に訴えかける幻覚を近くにいるものに共通の幻覚として見せる。
射程範囲は大体数十メートルと考えられ、この範囲内の生物は自分が幻覚を見せられていると気づくことなく、強制的に幻覚を知覚する。
実態感があり、現実と全く区別がつかないながらも突拍子のない幻覚というと、レビー小体型認知症などが有名である。
ケニーGもこういった認知症患者だったところを、矢によってスタンド使いとなり、現実と区別がつかない幻覚を現実のように他者にまで知覚させるようになったのかも知れない。
実態感はありながらも、ジャスティスのように光の反射で幻影を作っているわけではない。
この幻覚はケニーGの脳が作成したものであり、細かなところは無意識的に作成されている。
つまり、知覚する幻覚には本体性能の限界がある。
犬の嗅覚を誤魔化すほど自分の匂いを消すことは、ケニーG自身が犬ほどの嗅覚でないために出来ない。
また、初見の炎の探知機に察知されないように漏れ出す生命エネルギーを隠すことも、とっさに出来なかったものと考えられる。
使いこなせば強い?最強の幻覚
が、自身を隠しながらの銃撃暗殺やヴァニラ・アイスと組んでの死角から攻撃をしていたら、ジョースター御一行にさらなる痛撃を与えていたことだろう。
ケニーGは対峙する相手が非常に悪かったと言える。
対人間の幻覚に対して、最も隠蔽することが難しい嗅覚が鋭いイギー。
そして、五感と関係なく生命エネルギーを探知する炎の探知機を使うアヴドゥル。
もはやティナー・サックスの天敵といっても過言ではない。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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