アクア・ネックレス(水の首飾り)/Aqua Necklace
アクア・ネックレス(水の首飾り)
本体名:片桐安十郎(アンジェロ)
物理無効の水のスタンド
破壊力:C
スピード:C
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:C
成長性:E
脱獄した殺人鬼・片桐安十郎(アンジェロ)のスタンド。
虹村形兆の「矢」によって目覚めた。
元ネタのはっきりしないスタンドであるが、サンタナの楽曲アクア・マリン(Aqua Marine)からか?
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能力は「水や水蒸気と同化する」。
アクア・ネックレスは全長30センチ程度で全身が液体でできた人型の遠隔操作・物質操作型スタンド。
下半身は液状化していて、全身に目の紋様を付けた不気味な姿をしている。
アンジェロ本人は責任を自分以外の他人や環境のせいにする未熟な男である。
ただその歯止めの効かない凶暴性により何度も殺人を犯し、警察に投獄されていた。
本来であれば、このような未熟な精神からスタンドは発現しない。
が、その凶暴な闘争心と四部から登場する「弓と矢」によって、その「心の弱さ」を攻撃に変えたスタンドとして発現している。
このため、アクア・ネックレス自身のスタンドエネルギー自体は非常に弱く、ゴム手袋1つ破ることは出来ない。
しかし、未熟で形成しきっていないため、スライムのような液状をしており、どのような物理攻撃も有効なダメージとならない。
本体も自身の性能を他人に試しながら把握しており、攻撃の際は水分や水蒸気に同化することで体内に浸透する方法をとる。
血流や脳内に入り込み、まるでアスファルトに根を張る植物が簡単にアスファルトを破壊するように、そこからちょっとした力で膨張することで内部破裂させる。
このような攻撃方法しか持たないため、アンジェロは同化した液体の色を変える、屋内を水浸しにするなど不意打ち狙いが多い。
操作できるのは水と水蒸気の流れだけ
能力の本質は「水分・水蒸気を覆って流れを操作する」。
しかし、瓶の中やゴム手袋の中に閉じ込められて振り回されると本体も衝撃を受けていることから、ダメージフィードバックがあるものと考えられる。
またスタンド像が人型であり、遠隔操作型であることからも、その正体は水の物質操作型スタンドであると推測できる。
特にアクア・ネックレスは力が弱く、水や水蒸気をスタンドエネルギーで覆って流体操作だけをしているようである。
このため、物質操作型の弱点であるダメージフィードバックをそこそこに克服しているが、スタンドが分散できないように閉じ込められてから衝撃を与えられるとダメージフィードバックを起こしてしまうようだ。
アクア・ネックレスはいかんせん、スタンドパワーが弱いため流体操作にとどまり、ゲブ神のようにウォーターカッターのごとき鋭さを出すこともできない。
このため、滑らかな流体操作によって標的の体内に潜り込むことがアクア・ネックレスの主な攻撃手段になる。
血流内にまで潜り込めば、全体的に膨張するだけで人体に壊滅的なダメージを与えることが出来てしまう。
また、脳に侵入することで標的を操ったり、自身の首元に潜ませることで首を強くし、絞首刑を逃れるなどアンジェロは持ち前の頭の回転で弱いスタンドを使いこなしている。
悪のブレーキのない男アンジェロ
片桐安十郎は何事も自分の思った通りにしたい性格で、それが十分に行われない場合、全てを周りの責任にする邪悪な性格の持ち主である。
信念に根ざしたような心の強さを持ち合わせていないが、生来の暴力的な心と闘争心のため「矢」に選ばれ、スタンド使いに目覚めた。
悪事にタガがなく、殺人を楽しむという第4部を通じて真っ当な悪人であった。
周囲を自分が楽しむために破壊するアンジェロは東方仗助の祖父も手にかけ、結果的に仗助の怒りを買い、クレイジー・ダイヤモンドによってアンジェロ岩として倒された。
アンジェロは知能も高く、身体能力も高いが、心の研鑽を行わずに欲望のためだけに使ってきた。
それはスタンド自体の強さに転化されなかったが、アンジェロは自身の能力を知恵でもって犯罪に存分に使ってきた。
アクア・ネックレスは心の弱さを攻撃に変えた恐ろしいスタンドの代表格と言える。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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