ザ・ロック/The Rock
ザ・ロック
ゆすりたかりに最適な能力
破壊力:E
スピード:E
射程距離:A
持続力:A
精密動作性:E
成長性:E
チンピラの小林玉美が「弓と矢」に射られて発現したスタンド。
元ネタはThe Whoというバンドの楽曲、The Rockから。
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見た目は標的の胸から生える巨大な「錠前」の能力顕現型スタンド。
能力は「本体に対する罪悪感に反応して、心に錠前をかけ、重くする」。
小林玉美はこの能力を狡く使い、効果的にカツアゲをしていた。
ザ・ロックの射程距離内で小林玉美に対して罪悪感を抱くと、自動的に「錠前」が発生する。
発動した錠前の挙動は自動的なもので、小林玉美が制御することはない。
標的が小林玉美に対して罪悪感を感じるほど、錠前は大きく重くなる。
一度発生した「錠前」は射程範囲外に出ても、小林玉美が意識を失ったり睡眠しても消えることはない。
この罪悪感による心の負荷は、標的にストレスを感じ、過呼吸に陥ったり、「錠前」の重さで動けなくなる。
罪悪感があるためか、本来持ち上げられるような重さの「錠前」に対しても、標的は力を十全に発揮できず、行動できなくなる。
罪悪感が大きくなると、1メートル四方くらいの大きさにまで「錠前」が成長し、その心の負荷から「死んだほうがマシ」と思い始める。
解除方法は小林玉美への罪悪感が解消されること。
たいていは演技や騙りによって罪悪感を抱かせているので、その演技を暴けば解消されてしまう。
心を重さを取り外せなくする錠前
能力の本質は「標的の感じる罪悪感を蓄積増幅し、物理的・精神的に重くする」。
本来、感情とは同じ大きさで長く続くものではなく、時間と共に消えていくものである。
罪悪感という感情も同様であるが、ザ・ロックの発動によって錠前をかけられると、罪悪感が発散しなくなる。
まさに感情を吐露する心の扉の錠前と言える。
封をされた罪悪感という感情は減衰することなく蓄積し、さらに増幅される。
ザ・ロックは本体の小林玉美が指定した標的が、小林玉美に対して罪悪感を感じた時に発動する。
これは複数同時に標的にすることも可能であるし、錠前を何人にも発動させたままも出来る。
これは恐らく、ザ・ロックは発動と維持にのみスタンドエネルギーを使っている節約されたスタンドであるためだろう。
ザ・ロックは罪悪感という自分への「負の信念」を物理的・精神的な重さに変える。
物理的な重さだけなら筋力で解決できるが、精神的に重い、という心の負荷も同時に発生するため、動こうとすることや解決しようとすることに力を注ぎにくくなってしまう。
負の信念が蓄積されるほど、ハングリー精神は失われ、何をしてもうまくいかないと思い込み、小林玉美に抵抗できなくなるだろう。
小林玉美にお茶をこぼしてしまったという程度でも歩くのが億劫になるくらいの重さを与える。
これが小林玉美に怪我を負わせるようなものになると、歩くことも困難で倒れ込んでしまう。
精神的な重さに耐えられない人物が標的になった場合、「生きていられない」と自殺を図る可能性すらある。
ただ、ザ・ロックの与える重さは小林玉美が操作できるものではなく、標的が感じている罪悪感に依存する。
このため、小林玉美のゆすりたかりが正当ではない、詐欺だと気づいて標的が罪悪感を晴らしてしまうと、ザ・ロックも解けてしまう。
さらに、親しい人が小林玉美を傷つけてしまったという罪悪感の場合、親しい人を信じる心が打ち勝つとザ・ロックは外れてしまう。
たかりのチンピラ、見届け人となる
小林玉美は杜王町に住むチンケなチンピラに過ぎず、スタンド使いとなったあともスタンド能力を上手く使って楽に生きるくらいしか考えていなかった。
しかし、カモのはずの広瀬康一に敗れたことから改心して舎弟となった。
と思いきや、交渉見届け人なるヤクザな商売を続けている様子。
合法非合法問わず、その交渉や勝負がルール内で行われたかどうかをザ・ロックの能力で判定しているようだ。
戦いを経て、ザ・ロックの発動条件を変えられるようになったようだ。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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