ダーク・ミラージュ(闇の蜃気楼)/Dark Mirage
ダーク・ミラージュ(闇の蜃気楼)
本体名:ミカル
蜃気楼を実体化
破壊力:?
スピード:?
射程距離:?
持続力:?
精密動作性:?
成長性:?
砂漠を踏破中の承太郎たちが出会ったスタンド使いの兄妹。
1993年に発売されたメディアミックス小説、ジョジョの奇妙な冒険 (JUMP j BOOKS)のみで登場するオリジナルキャラ。
妹の方のスタンドで、能力は「蜃気楼を近くで出現させ、実体化させる」。
外見は水晶をはめ込んだ人型で能力顕現型スタンド。
ダーク・ミラージュの蜃気楼に表れるのは、タンカーや都会のビル群など砂漠にはあり得ないものが多い。
これは明らかに本体のミカルが幼少の頃から憧れ、砂漠の蜃気楼でのみ眺め続けたアメリカ合衆国の都市に影響されている。
ダーク・ミラージュは蜃気楼にスタンドエネルギーを流し込み、固めることで現実のものに見まごうほどの現実感を与え、落とす攻撃を行う。
この際、蜃気楼から実体化するサイズは操作できるようで、作中では、タンカーの石油を直径20センチに縮めて落とすなどして焼き尽くすような戦法を取ってきた。
ダーク・ミラージュの蜃気楼そのものは、現実の蜃気楼と同じ性質を持っており、夜には発生せず、昼も日が十分に高くならないと発現しない。
イメージを蜃気楼に投影するスタンド
真の能力は「蜃気楼をスクリーンとして自分の心の底のイメージを投影し、スタンド物質化する」。
つまり、蜃気楼を作り出すのではなく、蜃気楼に映し出している。
スタンド像の胴体にはめ込んだ水晶をレンズ、蜃気楼の発生する水蒸気の壁をスクリーン、そしてダーク・ミラージュのスタンド体から発せられるエネルギーを光源、ミカルの心の底のイメージを投影物として投影するのである。
これはダーク・ミラージュの力によって投影された蜃気楼が実在する砂漠の都市ではなく、遠い異国のビル群やタンカーが映し出されていることからも分かる。
ダーク・ミラージュは蜃気楼に本体ミカルの心の底のイメージを投影し、それをスタンド物質化して落下させる。
スタンド物質であるため、物理法則に縛られない
また物質融合型ではないので、砂漠に落下した物体はしばらくすると消え去る。
幻影を展開していくスピードも自在なダーク・ミラージュであるが、能力発動には蜃気楼が必須である。
このため、スタンド能力発動のためには、蜃気楼が出るのに十分な気候と太陽が上空にある昼間の時間でなければならない。
また、蜃気楼に映し出すイメージのサイズも変幻自在であるが、これはダーク・ミラージュの水晶を広角・望遠に変えたり、光源との距離を変えるなどの光学的な方法で簡易に実現しているものと思われる。
声を失った妹
ヌビア砂漠の小さなオアシスのほとりで兄妹で暮らす少女ミカル。
引っ込み思案で臆病な性格だが器量良しと村では評判だった。
兄アブサロムと幼少の頃から、蜃気楼に映し出される景色を眺めて過ごしてきた。
蜃気楼の映像、ここではないどこかに惹かれて育っていた。
4年前の家族旅行において鉄道事故に遭い、両親を失う。
兄アブサロムと共に救助はされるものの、重体に陥る
外国人である2人の救助は後回しにされたため、ミカルは後遺症で声が出なくなってしまった。
その後、DIOと出会い、スタンド使いに目覚めた部下となる。
ダーク・ミラージュの映し出す蜃気楼は現実の風景ではなく、ミカルの心の底のイメージ
変わってしまった兄を気遣い、争いのない空想の中の理想の都会に逃げ出すことを今でも描いているのだろう。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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