サタニック・カプラー(凶悪連結器)/Satanic Coupler
本体名:アブサロム
砂漠のど真ん中で鉄道のスタンド
破壊力:?
スピード:?
射程距離:?
持続力:?
精密動作性:?
成長性:?
元ネタはスウェーデン出身のメロディックパンクバンドのサタニック・サーファーズから。
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兄アブサロムのスタンドで、能力は「スクラップなどと物質融合し、鉄道列車を生成する」。
ホウィール・オブ・フォーチュンやストレングスに近く、物質と本体のイメージ力によって、本来の乗物にはあり得ないようなパワーやギミックを取り付ける。
サタニック・カプラーは単純に質量が大きいため、体当たりだけでも轢き殺すのに十分な破壊力を持つ。
さらに、列車のサイズを自在に変えることができるため、小回りも利く。
体内の血管にまで潜り込むほどサイズを縮小可能で、狭い路地でも追跡をやめない暴走列車はまさに凶器。
さらに、列車に乗り込んだ人物の「列車に関するイメージ」を取り込むため、作中でも進化してTGV-A並みのスペックを手に入れていた。
なお、列車の進行に必要な線路もサタニック・カプラーのスタンド能力で生み出される。
進行方向の前後3メートルに自動的に線路が生み出される。
内側にいる者の記憶を核に物質融合
能力の本質は「取り込んだ者の鉄道に関する記憶を参照して、スクラップと物質融合」。
サタニック・カプラーは本体であるアブサロムを内包するようにスタンドエネルギーの場を展開する典型的な近距離の物質融合型スタンド。
アブサロムが鉄道を愛しているために、リアルに鉄道の形を模すスタンドである。
物質と融合しているため、一般人に見える。
ただ、アブサロムは鉄道の事故により両親を失っているためか、その鉄道への想いは愛憎入り交じるものである。
それを反映してか、サタニック・カプラーは鉄道と物質融合するスタンドではない。
スクラップや資材を引き寄せ、融合・改修して鉄道へと組み上げるスタンドである。
スクラップから形成されるとはいえ、外観は一般に運用されている鉄道そのもの。
数トンに及ぶ質量と猛スピードから繰り出される体当たりだけでも恐るべき破壊力である。
また、ホウィール・オブ・フォーチュンのように形成したスタンド体のサイズを縮小することも可能。
路地に潜り込む程度から血管サイズまでというところが、物質融合先がスクラップであるところの強みか。
サタニック・カプラーの能力により、鉄道は非常に頑強に強化されており、スタープラチナのラッシュでも破壊し切れないほど。
列車の真下の部位だけが唯一破壊可能な弱点である。
サタニック・カプラーはそのスタンド能力の特性から内部にいる存在の「知性」のうち、「鉄道に関するイメージ」を参照して自身の形態に取り込む。
このため、田舎の鉄道しか知らなかったアブサロムであるが、ポルナレフを取り込んだことでフランスの新幹線TGVの形状へと進化した。
さらに、「鉄道」を何か凶悪な生き物と捉えているイギーを取り込んだため、凶相の生物的な特徴まで持つようになった。
サタニック・カプラーが自動的に取り込み動作をすることから、鉄道に変換する能力なのではなく、本体も含めた射程距離内の強い想いをもつ対象をスクラップで形成するスタンドなのかもしれない。
文明に愛憎混じる兄
ヌビア砂漠の小さなオアシスのほとりで兄妹で暮らす青年アブサロム。
妹はミカル。
幼少の頃から好奇心旺盛で砂漠の蜃気楼が映し出す「都会の映像」「異国の文明」に憧れ、兄妹そろって眺めて過ごしてきた。
特に鉄道への想いが強かったが、家族でカイロ旅行をした際に事故に遭い両親が死亡。
さらに外国人であるために救出を遅らされ、妹のミカルは喉の後遺症で言葉を失う。
このため、アブサロムにとって文明は憎むべきものとなった。
その後、DIOと出会い、その憎悪を利用され部下となった。
憎むべき文明の象徴ともいえる鉄道であるが、アブサロムが発現したスタンドは鉄道の形をしている
そのことから、承太郎はアブサロムのことを憧れを捨てられない気の毒で哀れな男、と評している。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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