ストレンジ・リレイション(幻惑の旋律)/Strange Relation.
本体名:不明(ストレンジ爺)
人を操るスタンド音楽
破壊力:?
スピード:?
射程距離:?
持続力:?
精密動作性:?
成長性:?
インドのとある街で承太郎たちに襲いかかってきた老人のスタンド。
ドラマCDのみ登場。
生まれながらのスタンド使いで、そのスタンド能力で人を殺し合わせることを老後の生きがいとしていた。
元ネタはプリンスの楽曲、Strange Relationshipから。
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能力は「スタンド音楽を聴かせたものたちを操る」。
見た目は手回しオルガンでスタンド使いにしか聞こえない「スタンド音楽」を発する物質融合型スタンド。
これを聞いたスタンド使いは、意識を失い、「互いに殺しあう」などの命令を実行する。
これは音楽を聴くことで心が震え、反応する間に強制的に精神に命令を実行しなければならないという強迫観念を植え付ける。
効果は音楽が鳴っている間だけのようである。
音を意識的に聞かないようにする、ということは、視覚と違ってできないため、避け得ない攻撃方法といえる。
また、音楽という特性上、複数人に同時に影響を与えられる。
作中でもポルナレフたちを操り、承太郎たちを危機に追いやっている。
なお、このスタンドの支配下に置かれた人物は揃って「た〜り〜ら〜らり〜」と歌い出すようだ。
自身の能力によって人を操り、殺し合いをさせることを喜びとしている狂人。
聴覚版ヘブンズ・ドアー
能力の本質は「知性を共鳴振動させる音楽で命令を書き込む」。
音楽は空気を振動させ、耳に届く。
ストレンジ・リレイションの音楽は空気中の「知性」を振動させて、相手スタンドに届く。
ストレンジ・リレイションが発する音楽を聴いたものはスタンドが共鳴し、強制的に振動させられるため、スタンドの結合が瞬間的に緩む。
こうなるとスタンド使い本体は数瞬、意識を失う状態になる。
ここでストレンジ・リレイションは意識の深奥、行動の第一原理の部分に命令を書き込む。
つまり、聴覚版のヘブンズ・ドアーと言える。
ヘブンズ・ドアーが発現当初は岸辺露伴の漫画に共感するものにしか能力の影響がなかったように、ストレンジ・リレイションも「知性」を一般人より有するスタンド使いにしか効果がない。
恐らくヘブンズ・ドアーのようにさまざまな命令を一つだけ相手の行動原理に書き込むことが出来る。
これは生きている上で無意識にするような行動原理の箇所に命令を書き込むことで起きている。
なお、手回しオルガンと物質融合しているスタンドであるため、音波の共鳴を強化して物質破壊も可能。
殺し合いさせることが趣味のオルガン弾き
ストレンジ・リレイションの本体は、名前不明のインドに住む老人。
スタンド使いがひたすら来るのを待って、殺し合いをさせることが趣味という、目的不明の狂人である。
どこでDIOのことを知ったのかは謎であるが、スタンド使いをDIOが探している最中に見つけられたのかも知れない。
生まれついてのスタンド使いであると話しており、ずば抜けた音楽の才能の持ち主であるようだ。
音楽は原始の振動。
心と魂を震わせる音楽を奏でる老人はいつしか思いのままに人の感情を操ることを見出してしまったのだろう。
どこで狂い出したのか、人に殺意を抱かせ、殺し合いをさせるという生存本能に逆らうことまでスタンド能力として可能になってしまった。
音楽の天才は殺戮の狂宴に酔いしれ、最後にはジョセフに倒される。
それは良いのだが、荒木先生以外のオリジナルスタンドにありがちな突っ込みどころがこのスタンドにもある。
まずスタンド使いしか操れないというなら、どうやって自身の能力に老人は気づいたのだろうか?
そんなにスタンド使いが引き寄せられて、なぜDIOから放置されているのか?
一つの考察として、ヘブンズ・ドアーが成長していったように、ストレンジ・リレイションも成長する前だから、能力が限定的なのではないか?と考えてはみた。
5部外伝小説に登場するパブリック・イメージ・リミテッドも、そもそも不要なスタンドという突っ込みをしたが、ストレンジ・リレイションも同様に突っ込みどころの多いスタンドである。
逆に週刊連載でもこういう突っ込みを入れるところがない荒木先生はやはり天才!と感じざるを得ない。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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