破壊力:C
スピード:C
射程距離:なし
持続力:A
精密動作性:C
成長性:C
ジョジョの奇妙な冒険ABC 4弾 【アンコモン】 《キャラカード》 J-359 支倉未起隆
アース・ウインド・アンド・ファイヤー
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本体名:支倉未起隆(はぜくらみきたか 自称本名はヌ・ミキタカゾ・ンシ)
破壊力:C
スピード:C
射程距離:なし
持続力:A
精密動作性:C
成長性:C
吉良吉廣が息子を守るために「矢」で射ることによって発現したスタンド。
元ネタはアメリカのファンクバンド、アース・ウインド&ファイヤー(Earth, Wind & Fire)から。
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能力は「自分の肉体を物質に変形させる」。
なお、以下の考察は支倉未起隆がスタンド使いという前提で進める。
自身の肉体を変化させ、単一から複数まで、自分と同じくらいのサイズからサイコロサイズまで自由自在に変身できる、身体拡張型スタンド。
逆に、自分より重いものや、自分の出せる力以上の力を出すものにはなれず、電子機器や精密機械のように支倉未起隆に原理が理解できないものには変身できない。
身体の一部を変化させることも、全身を変化させることも可能。
作中では、一足の運動靴やアイスクリーム、団扇、6個のサイコロ、双眼鏡、電線などに変身している。
変身したもののサイズは支倉未起隆が決められるようで、サイコロを知らなかった未起隆は当初一辺が1メートルくらいの巨大なサイコロに変身していた。
モノに変身した後も、自身の身体として動かすことはできるらしく、運動靴であっても本来の筋力程度の力は発揮できる。
このため、アース・ウインド・アンド・ファイヤーで変身した靴を履いた仗助は、未起隆と2人分の力で超跳躍している。
また、靴やサイコロのように複数個で物理的に離れていても、支倉未起隆は自身の身体として自由に操作できるようだ。
なお、モノを動かせるだけではなく、バランス感覚もそのままあるようで、サイコロを振られることで未起隆は酔ってしまい、嘔吐してしまう。
このように、アース・ウインド・アンド・ファイヤーは本体の未起隆が知っている、または近くにあるものに変身することができる。
ただし、未起隆が知らない原理の複雑な機械や、未起隆より大きいもの、力のあるものにはなれない。
逆に小さなものや複数のものには問題なく変身できる。
多次元へ潜み、姿形を変える能力
能力の本質は「周囲の知性情報を参照し、多次元空間からの射影による擬態」である。
昆虫や動物が天敵から隠れるために、周囲の環境に合わせて身体の色を変化させたり、周囲の環境によく似た身体に擬態することが自然では良くある。
生き残るためのいわゆる隠蔽的擬態であり、攻撃のためのものではない。
これと同様に、アース・ウインド・アンド・ファイヤーは、支倉未起隆を人間社会に溶け込ませるために擬態を行う。
この際、周囲の「知性」の情報を参照することで、そのものをよく知らなくてもある程度正確に変身可能。
これにより、双眼鏡のような簡易な「道具」なら正確に変身できるようになっている。
作中でも、未起隆はカタログを見て孫の手やサイコロになったり、アイスクリーム屋の近くでアイスの情報を参照して、身体の一部をアイスに変身させたりしている。
未起隆は億泰にこの自分の手を変身させたアイスクリームを勧めていたが、どんな味がするのか、食べたらどうなるのか不明である。
ただし、未起隆は人の顔だけ真似することが苦手なようで、何か違う顔になってしまう。このため、アース・ウインド・アンド・ファイヤーで他人に化けることはできない。
この点で変身系スタンドとして似ているクヌム神と差異がある。
アース・ウインド・アンド・ファイヤーを発動すると、縦横高さ、時間といった次元の先、第5の「巻き上げ」次元、第6の「膜」次元といった多次元方向へ未起隆を格納する。
そして、これらに共通するのが、本体を別次元の亜空間に安全に格納していることである。
アース・ウインド・アンド・ファイヤーを発動する際、未起隆の肉体が粘性の液体か寒天のような物体に変換して変形・拡大縮小する様子が見て取れる。
この際、明らかに質量も増減しており、身体の重要器官や内臓が消え去り、肉体が複数に分離しているように見える。
実際のところは肉体を変形させつつ、多次元方向へ移動させているのである。
この3次元以上の多次元方向は、3次元生物から観測することができないため、未起隆の脳や眼球、内臓といった重要な器官がまるで消えて変身しているように見える。
例えば2次元生命体に取って、高さ方向は知覚できない方向である。
この2次元生命体の身体の一部を高さ方向に持ち上げたとすると、2次元生命体に取って肉体は消え去ったように見えるが、肉体が「まだどこかにある」ことはわかるはずだ。
これと同様に、アース・ウインド・アンド・ファイヤーによって変身したとしても、内臓などはちょっと別の方向に移動しているだけで存在しているし機能している。
視覚聴覚も機能しており、運動機能もある。このため、物体に変身した未起隆は視覚や聴覚でもって外界を認識するし、3次元空間に残った外面=皮膚から触覚もあるし、そこに位置する筋肉を動かすことで移動もできる。
変身した物体が複数個に分離しながら、未起隆の肉体がバラバラにならない理由も簡単。
先の例で行くと、人型の3次元生命体が2次元世界に降り立つとする。この3次元生命体は2本足で直立しているわけだが、これを足元にいる2次元生命体から観測すると足跡状の2体の生命体がいるように見えている。
これと同様に、多次元生命体が3次元空間に手足を伸ばすと、3次元生命体からは分離しているように見えるのである。
なお、これと同様の原理でスティッキィ・フィンガーズのジッパー切り離しも切り離されているようで多次元方向でつながっている。
また、アース・ウインド・アンド・ファイヤーの変身能力も多次元空間での変形と射影によるものである。
3次元物体を2次元平面に射影すると、その方向によってさまざまな影ができる。
同様に多次元空間から3次元空間に射影すると、立体が姿形を変える。
恐らく、皮膚や髪の毛などの表面の形状、質感などはアース・ウインド・アンド・ファイヤーの能力で変形させつつ、多次元空間の射影と3次元空間への露出量の調整によって全体の変身を行なっているものと考えられる。
しかし、この過程を未起隆が把握しているわけではなく、「知性」を参照しながらアース・ウインド・アンド・ファイヤーが行っているものであろう。
余談であるが、ここまで展開している多次元空間論は突飛なものというわけではなく、荒木先生も考えているものである。
本考察以外でも述べている「四つの力」のうち、「重力」だけが、他の「電磁気力」、「強い力」、「弱い力」に比べて遥かに小さい。
地球や太陽のような巨大な天体が発生させる力にもかかわらず弱すぎるその理由として、「重力」だけが他の次元方向にも影響を及ぼし、力の分散が起きているためではないか、と言われている。
そして、この話はなんと第7部のスタンド、D4Cのときに出てくるのである。
やはり荒木先生は天才ッ
人と交われない孤独の転校生
本体の支倉未起隆であるが、原作において彼は宇宙人なのか、それを自称するスタンド使いなのか明言されないままとなっている。
まず、スタンド使いである場合の考察をしていく。
スタンド使い 支倉未起隆
未起隆は両親の仕事の関係からか、転校を繰り返してきた。そのため、仲の良い友達というものが出来にくかった。
ただでさえ転校生ということで、注目されるものの部外者という空気感で溶け込みにくいという微妙な空気を作られてきた。
人の役に立つことが好きな優しい少年未起隆も、つい人間関係に空回りを起こしてきたことだろう。
さらに、未起隆は宇宙やSFが趣味であったが、これも小学生中学生には理解されにくいものであった。
クラスメイトとのコミュニケーションの取り辛さ、理解されなさから来る焦り、忙しい両親には相談できないというところから、自分は宇宙人という妄想をいつしか楽しむようになった。
自分は実は宇宙人で、両親はそうやって洗脳している赤の他人。だから、クラスメイトや両親とのコミュニケーションが取れなくても当然。
本当の帰る場所はマゼラン星雲と地球まで乗ってきた宇宙船。
そんな妄想を抱き続けている未起隆の想いは、「本当はみんなに溶け込んで認められたい、でも自分の内面を変えられない」である。
それゆえ、アース・ウインド・アンド・ファイヤーは周囲の物に擬態する能力となった。
アース・ウインド・アンド・ファイヤーは何にでも変身できる究極の擬態能力であるが、未起隆自身が人の顔を上手く真似られないことで人間に化けられない。
これは未起隆が軽度の相貌失認であるためかもしれない。人の顔だけ人の顔として認識できないため、幼少の頃から人とのコミュニケーションで失敗をしてきたのかも。
最初は露伴との対決に利用されたりであったが、鉄塔の男、鋼田一豊大との戦いを通じて心を剥き出しに付き合える友をようやく得ることができた。
偽ることなく付き合える親友を得た未起隆であったが、まだ癖で宇宙人ごっこは続けているようだ。
最後に、吉良吉廣の矢が刺さった瞬間に弾かれている謎が残る。
未起隆は、他の矢で目覚めたスタンド使いに比べて、まるで最近スタンド能力に目覚めたというより元々スタンド使いであったかのように自然に能力を使いこなしている。
このことから、元々アース・ウインド・アンド・ファイヤーの萌芽があり、矢がかすることで完全に覚醒した、という説や、矢が触れた瞬間にアース・ウインド・アンド・ファイヤーに目覚め、痛みに対する防御反応で無機物に変身、矢を弾いたとする説もある。
宇宙人 支倉未起隆
次に、未起隆が本当に宇宙人などの人間ではない生物だった場合を考察する。
ジョジョ世界では吸血鬼、柱の男、ゾンビ、幽霊、六壁坂の妖怪や山の神、岩人間といった人外の存在が登場している。
それなら宇宙人がいてもいいじゃないか。
作中では未起隆が宇宙人であるか明言されていないため、宇宙人以外の生物かもしれないが、それも不明なままである。
真に宇宙人で、マゼラン星雲から宇宙船で来ている、というのは突飛すぎるので、筆者としては妖怪や神との混血、古代に飛来した宇宙人と人間の末裔、みたいなものと考える。
つまり、未起隆は変身能力を持つ半分人間(こう書くと妖怪人間ベムのようだ)である。
元々変身能力を持っており、周りの普通の人間とは違うため、溶け込むこともなかなか出来ず、いつしか自らを宇宙人と自称し始めたのだろう。
その血のため、スタンドウイルスとの共生はすぐには行われなかった。
これが矢が弾かれた原因である。
変身能力は生得の能力であるため、仗助と出会ったときはまだスタンドが見えていなかったのだ。
しかし、矢に刺されていたため、体内にスタンドウイルスが入り込み、ゆっくりと共生が進んでいた。
(その証拠に未起隆は刺されたあと半日は倒れている)
人間ではないために、「魂の器」がスタンドウイルスの好みでなかったのか、スタンドに目覚めることはなかったが、ウイルスとの共生に成功し、未起隆はスタンドが見えるようになったと思われる。
さらに、アニメ版ではなぜか鉄塔の男とも仲良くなったようだ。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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