【スタンド考察】宮本輝之輔のエニグマを解説!

エニグマ/Enigma

破壊力:E
スピード:E
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:C
成長性:C

宮本輝之輔のエニグマ


エニグマ

エニグマのスタンドパラメータ

本体名:宮本輝之助(みやもとてるのすけ)

イケメンの宮本輝之輔

紙に収納する能力

破壊力:E
スピード:E
射程距離:C
持続力:A
精密動作性:C
成長性:C



吉良吉廣が息子を守るために「矢」で射ることによって発現スタンド。
元ネタはルーマニア出身の音楽プロデューサー、ミヒャエル・クレトゥの音楽プロジェクト、エニグマ(Enigma)から。

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能力は「恐怖のサインを示したものを紙に収納する」。

真っ暗な外観にクエスチョンマークを象った模様をあしらった人型の能力顕現型スタンド。

エニグマは戦闘能力はもたないが、本体の宮本輝之輔が観察し、「恐怖のサイン」を示した人物であれば問答無用で紙に取り込み、収納してしまう能力を持つ。


収納できる対象は幅広く、タクシーとその運転手から人間、サソリといった虫、シュレッダーのような機器、炎や電撃、薬品、ラーメンと作中でも様々。
しかも、紙の中に入れているときは時間が経過しないようである。
例えば、出来立てのラーメンをエニグマで収納すれば、いつでも熱々のラーメンを取り出すことができる。

アーティスティックなエニグマ発動シーン

ものや虫などを収納する際は、単にエニグマで紙の上に載せて畳むだけのようだが、知的生物を閉じ込めるにはルールがある。

それは、標的を恐怖させること。
本体の宮本輝之輔は人間観察が好きな男で、特に人が恐怖する際に出す特有の「恐怖のサイン」を見つけることを好む。
この「恐怖のサイン」を見つけ出し、さらに標的を恐怖に陥らせてサインを出させることでエニグマは発現する。

エニグマが発動すると、まるでエッシャーの絵画のようにエニグマと標的が描写され、紙に取り込まれる。
一度発動したエニグマを防ぐことはできず、クレイジー・ダイヤモンドのドラララのラッシュも無効化されている。

スタンド能力を発動するまでに回りくどい手順が必要で、本人は「チンケ」な能力と評している。
しかし、恐怖を抑えられる人間は誰一人としてなく、東方朋子、広瀬康一東方仗助噴上裕也を紙に封印した。

エッシャー風なエフェクトで噴上裕也を紙に封印するエニグマ

エニグマの収納から取り出すのは簡単で、紙を開くだけで解放される。これは本体の宮本輝之輔に限らず、誰が紙を広げても収納されていたものは外に出てしまう。
この紙の折りたたみと開放にはエニグマのサポートがあるようで、紙に取り込む際に自動的に折り畳まれ、広げるときはきれいに広がるようである。
なお、エニグマで使用する紙の大きさは、対象をある程度覆える大きさが必要である。

最後に、エニグマ自身に破壊力はないが、紙を破ると、紙に収納されていたものもその強度に関わらず破壊されてしまう。





全てをエニグマにする

能力の本質は「全てをエニグマに変えて、紙に描かれた絵として標的を収納する」。

エニグマは独自のルールで縛り、強力なスタンド能力を発動するオシリス神ボーイ・II・マンに似たタイプの能力顕現型スタンド。

敗北を認めた瞬間、人は何事にも抵抗できなくなってしまうため、この手のスタンドは独自の敗北をトリガーとして発動する。

仗助の恐怖のサイン

エニグマの場合、宮本輝之輔の嗜好から「恐怖」の瞬間をトリガーとする。
DIOですら恐怖の克服を大事にするくらい、恐怖とは抑えることのできないものである。
この「恐怖」の瞬間にエニグマは発動し、標的を紙に閉じ込める。

クレイジー・ダイヤモンドすら紙に封じ込める

この紙に閉じ込める際、エニグマと標的はまるでマウリッツ・エッシャーの正則分割の絵のような形をとる。
エッシャーの正則分割とは例えば、鳥の絵で敷き詰められたような絵であるが、鳥と鳥の間の空間が魚の形をしており、いつの間にか鳥で敷き詰められた絵が魚で敷き詰められた絵になっている、というものである。

エッシャーの絵は無限を有限に閉じ込めている、などと評される。
同様にエニグマも3次元物体をエッシャーの正則分割の絵にして、いつの間にか全てエニグマに変えて、紙の中の2次元平面に閉じ込めるのである。

標的は立体物をある方角から撮影した等身大の写真か絵のように紙にプリントされたようになる。
もちろん、写真や絵は動かない、つまり時間変化しないため、紙の中では時間が経過しないのである。
そして、紙の中の絵が破かれれば、そのまま絵として封印されたものも同じように破壊される。

人間観察が趣味の宮本輝之輔

エニグマはスティッキィ・フィンガーズのように高次元に干渉できるスタンドと考えられる。
3次元物体と時間という次元を周囲の空間ごとエニグマ自身に巻き込み、多次元の像の如く分裂しながら次元を折り畳んで見かけの2次元平面化してしまう。





目的のために手段を選ばない人間観察好きの男

宮本輝之助は元々人間観察が好きで、心の中では人を支配したいという思いを募らせていた変わった嗜好の男だった。
それだけであれば良かったが、吉良吉廣の「」によってスタンド使いに目覚めてから、力に酔いしれて吉良吉廣の言うがままに力を使ってしまった。

東方仗助の母朋子を巻き込み怯えさせ、人質に取るという、無関係なものを踏み台にする邪悪は仗助をぷっつんさせるのに十分な行為だった。

本当に怖いときは両目をつぶる

スタンド使いの犯罪はスタンド使いでしか裁けない。
噴上裕也の命を賭けた努力により紙の封印から復帰した仗助によって、宮本輝之輔は紙と融合させられ、本にされてしまった。

アンジェロに続き、人外に変形させられてしまう


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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2 件のコメント:

  1. SECRET: 0
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    おはようございます
    エニグマと標的が混じりあう白黒の決めゴマは、
    当時かなりインパクトがありました
    読者登録をさせていただきました
    よろしくお願いします

    返信削除
  2. SECRET: 0
    PASS:
    ��zero@元スロカス☆相互読者歓迎さん
    あのシーンは天才的だと思います(≧▽≦)
    こちらこそ、よろしくお願いします☆
    もう少ししたら、五部のスタンド考察に入ります☆

    返信削除

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