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正体不明の回復アイテム
レッドキャニオンにて、ネアポリス王国からのジャイロへの支援として贈られたもの。
ゾンビ馬というのは指定の壁に描かれた化け物風の馬の壁画のこと。
この壁画は、実は一本の糸で一筆書きのように描かれており、壁から剥がすことができる。
この糸こそ、ネアポリス王国からジャイロへの支援物資であるゾンビ馬の正体であった。
結局壁画の形をした糸だったゾンビ馬であるが、通常の糸とは考えられないほどの治癒力を持つ。
ジョニィが指摘するように、それだけでキズを癒すなんてあり得ないはずであるが、その後ジャイロは何不自由なく歩行している。
縫い付けるだけで重傷を治してしまうほどの力をゾンビ馬は持っているのである。
ジャイロはゾンビ馬を鉄球と共に発展させてきた、医療の技術と言い張っている。
しかし、この異常回復力を目の当たりにして、ジョニィはジャイロの父、グレゴリオ・ツェペリのスタンド能力なのではないか、と述べている。
作中、ゾンビ馬の本当の正体が明かされることはなく、ホット・パンツのクリーム・スターターの登場により回復役もホット・パンツに譲っていくことになる。
ホット・パンツは途中でレースを退場するので、恐らくゾンビ馬は旅の共に、ジャイロ達や馬の怪我を癒すのに使われていたと思われる。
技術?スタンド?
ゾンビ馬の正体についていくつかの可能性を挙げて検証してみる。
グレゴリオ・ツェペリのスタンド能力
ジャイロの父、グレゴリオは回想でしか登場しない人物で、ジャイロに鉄球の技術を伝えた名手である。
そして、鉄球の回転はスタンド能力に近づくための技術と言われている。
グレゴリオは趣味もない男であるが、国王のために移動することがあり、悪魔の手のひらによってスタンド使いに目覚めている、というのがこの仮説、推測である。
ジャイロを越える鉄球の回転と医療技術を持つグレゴリオだからこそ、縫うだけでキズと疲れを癒すゾンビ馬が能力として発現した、というのはあり得る話ではないかと思える。
この場合、ゾンビ馬は実体を持つ糸なので、能力顕現物質型スタンドということになる。
鉄球回転医療技術のサポートアイテム
ジョジョの奇妙な冒険第2部において、リサリサが使用したマフラーは東南アジアに生息する昆虫サティポロジアビートルの腸の筋を3万匹分乾かして編んで作成したものであった。
このマフラーは波紋の伝導率が人体を超えて非常に高く、アースのような役割をするという。
これと同じように、ゾンビ馬も特殊な素材を用いて作られていて、鉄球の回転と振動の効果を非常に伝導率高く伝えるものなのではないか。
鉄球には硬質化もあるので、ゾンビ馬を用いることで外傷を的確に圧迫して縫合できてしまう、のかもしれない。
聖人由来の聖遺物
ジョジョ7部には1900年前から存在する、ある聖人の遺体が登場する。
このミイラ化した遺体は聖なるパワーを持っており、所持者をスタンド使いに目覚めさせる。
さらにそれだけでなく、遺体の置かれた土地を悪魔の手のひらと呼ばれるパワーのある土地に変えてしまう。
ジョジョ8部においては、日本の杜王町でも、一時的に聖人の遺体を隠した場所も、壁の目という訪れたものをスタンド使いに目覚めさせる土地に変化させている。
つまり、聖人の遺体はそれ単体だけでなく、その放射するエネルギーによって周囲の環境をもスタンド化、スタンド使いに覚醒させるパワーを持っているのである。
そして、この聖人が使用した道具、またはこの聖人のパワーが宿った道具を聖遺物という。
これは聖杯、キリストを包んだ聖骸布、聖人を貫いた聖槍ロンギヌス、聖釘などが存在する。
ゾンビ馬の明らかに異常な治癒力は死後も奇跡を起こす聖人の力を受け継いだ聖遺物なのではないか。
作中、何も述べられていない空想でしかないが、ネアポリス王国がジャイロのために調達しアメリカに待ち込んだ、という仮説である。
クリーム・スターターで作られた糸
クリーム・スターターは触れたものの肉を溶かして再結合することで回復手段としても使われている。
まるで縫合後にタンパク質に分解される手術用の糸のように、ゾンビ馬もクリーム・スターターで作成された肉の糸なのではないか、とする仮説である。
ホット・パンツはネアポリス王国所属らしき描写があることから、ネアポリス王国からの贈り物としての矛盾はない。
王国からの依頼で事前にホット・パンツはゾンビ馬を作成しており、これがジャイロに届けられたのかもしれない。
ただ、そうするとこのゾンビ馬の肉糸は、誰の肉なのか?というホラーじみた謎が生まれてしまう。
作中、別人や別生物の肉を肉体に融合させて回復させるような描写はない。
当人の肉を使って治癒するという、健康な皮膚を切り取って火傷箇所を治療するような回復方法がクリーム・スターターの回復である。
何の肉と融合したのか?ちょっとホラーな説である。
結局正体はなんなのか?
正直にいうと決めてなし、謎である。
グレゴリオはスタンド使いであったという描写もないため、根拠が弱い。
回転技術由来の技術、というのが一番ありそうではあるが、荒木理論が展開されていないのが残念でならない。
聖人のパワーもあり得るがちょっと何でもありすぎるし、クリーム・スターターの糸はホラーだ。
可能性が高いのはスタンド能力に近づいている技術、というところだろう。
筆者自身の説としては、ゾンビ馬はネアポリス王国のスタンド使い(グレゴリオでもホット・パンツでもない)のスタンド能力によって生み出されたもの、といったところか。
7部では明確にページを割いて、波紋や回転はスタンド能力という人間の精神の力を技術で再現しようとした過程のもの、としている。
ゾンビ馬もスタンドと技術の合間の、明確にされないものであるのだろう。
なお、本考察にはあらき100%様のゾンビ馬考察を参考にさせていただいております。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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