【スタンド考察】ポーク・パイ・ハット小僧のワイアードを解説!

ワイアード/Wired

破壊力:D
スピード:B
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:D
成長性:D

ポーク・パイ・ハット小僧のワイアード

ワイアード

口の中のワイアード

本体名:ポーク・パイ・ハット小僧

ポーク・パイ・ハット小僧

最初の、大統領の刺客のスタンド使い

破壊力:D
スピード:B
射程距離:B
持続力:B
精密動作性:D
成長性:D

大統領の刺客の1人、ポーク・パイ・ハット小僧のスタンド。
本体名の元ネタはイギリスのギタリスト、ジェフ・ベックの楽曲、グッドバイ・ポーク・パイ・ハット(Good Bye Pork Pie Hat)から。
スタンド名は同じくジェフ・ベックの、上記の曲も収録されているアルバム、ワイアード(Wired)から。

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能力は「空間を越えて疑似餌からワイヤーを垂らす」。

ワイアードは本体の口の中にあるリールと、かぎ針の付いた鉄製のワイヤーのスタンド。

ポーク・パイ・ハット小僧はこの口の中にあるワイヤーとかぎ針の操作に熟練しており、自在に操作することができる。

かぎ針に獲物を引っ掛けて、ワイヤーのリールを巻き上げることで、獲物を釣り上げることができる。
この際の釣り上げ、引き上げるパワーは非常に高く、馬でも大岩でも持ち上げてしまう。
さらにスピードも素早く、まるで消え去ったかのように感じるほど。

急に消えるかのように吊り上げるワイアード

そして、ワイアードは本体が用意した水桶にワイヤーを垂らすことで、異空間を通じて獲物の頭上にワイヤーを出現させる。

また、生き物や物体を「疑似餌」として設定することができる。
すると、ワイヤーを頭上の空間ではなく、疑似餌に設定した物体から自在に出現させることができるようになる。

ワイアードのスタンド説明

ワイアードは疑似餌から疑似餌へとワイヤーを伸ばすことで、疑似餌を複数設定することができる。
「疑似餌」に設定すると、通常は頭上から垂れるワイヤーを疑似餌から出現させることができるので、より獲物の近くでワイヤーを繰り出せる罠として機能する。
さらに、「疑似餌」に設定したものに触れると、そこからワイヤーを飛び出させて、獲物に食い込ませることができる。

これにより、空中から垂らしたワイヤーを鳥の羽、岩、昆虫と疑似餌に設定していきながら、獲物にワイヤーを気づかれないように近づけることができる。
作中でも、ジョニィに気づかれないうちに小さな昆虫を疑似餌に変えて近づけ、指で弾いた瞬間にかぎ針をジョニィに食い込ませている。

ルーシーが大統領にコーヒーポットごとコーヒーをかけた時も恐らく、大統領の近くのテーブルか何かを疑似餌にしていたポーク・パイ・ハット小僧が瞬間的にワイアードでワイヤーを伸ばし、異空間に釣り上げたのだろう。


ワイアードは相手の気づかないうちに、拘束して釣り上げて拉致、不意をついてそのパワーで引き裂く罠と暗殺が得意なスタンドである。

ただ、釣り上げる瞬間にワイヤーの延長線上、空中で途切れるワイヤーの空間の裂け目に向かって射撃さるてしまうと、本体に攻撃が届いてしまい、防ぐことができない。

釣り穴から攻撃されると弱い





長距離転移穴で釣り

能力の本質は「空間を越える釣り穴と釣り針」。

ワイアードは鉄製のワイヤーと釣り針、本体の口腔内に設置されたワイヤーリール、そして異空間を通じて空間を越える釣り穴からなる能力顕現・能力顕現物質型スタンド。

ついポーク・パイ・ハット小僧の口から出るワイヤーに目が行きがちであるが、これは馬一頭や大岩を巻き上げるほどの異常な牽引力のリール付きワイヤーという大した能力のない能力顕現物質、スタンド物質である。

ワイアードのスタンド能力の本質は数百メートルの空間を越える釣り穴そのものである。
物質のすり抜けはダイバー・ダウンビーチ・ボーイもできる、短距離テレポートはクラッシュもできるが、数百メートルの空間を越えるのはこのワイアードのみである。

異空間は物理法則を越えてつながる

異空間を通じて空間を飛び越えていることから、クラッシュのように、釣り穴から異次元空間へのワームホールを開通し、地上から十数メートル上空に出口を開口すると思われる。

ポーク・パイ・ハット小僧は、この釣り穴の入り口に水桶を媒介として使用している。
水桶を覗き込むと、異空間を越えた先の出口のある、上空からの映像が見える。

なお、この出口の位置はクラッシュのように自在に決められるのではなく、本体の側から移動する形で跳躍先を移動させられる。
作中でも、釣り穴自体がテレポートすることはなく、移動しながらジョニィを追跡している。

なお、釣り穴の視界は上空からの視界に固定されているため、岩の下などに隠れられてしまうと標的を見つけるのが困難になる。

ワイアードは上空からの索敵するため、あまり物を探すのが得意ではない

そして、釣り穴自体は透明で空間の裂け目が見えるわけではないのだが、ワイヤーが垂れ下がっていれば容易に見つかってしまう。
釣り穴に向けて銃撃でもされれば、空間の裂け目を通って本体に向かって銃弾が飛んできてしまう。

この2点のデメリットを解決するために、ポーク・パイ・ハット小僧は疑似餌(ルアー)を使う。
釣りで言うルアーは、小魚や木片、釣り餌に似せたもので、魚に釣り糸、釣り針と気づかさずに接近して吊り上げるための道具である。

ワイアードの疑似餌もそれに近い能力を発揮する。
本体かワイヤーが触れたものを疑似餌に設定すると、釣り穴から疑似餌まで垂れ下がるワイヤーが不可視となる。
作中では鳥の羽根が疑似餌に設定されていたが、そうすると釣り穴から疑似餌まで伸びてるはずのワイヤーが消え、ただ鳥の羽根がふわふわ浮いているようにしか見えなくなる。

そうして標的に気づかれないうちに、頭上から近づき、疑似餌からワイヤーを出現させて釣り上げるのである。
疑似餌からさらに疑似餌を設定もできるため、ポーク・パイ・ハット小僧は鳥の羽根から伸ばしたワイヤーで昆虫を疑似餌に設定もしている。
そうすると、釣り穴から伸びて、鳥の羽根、昆虫と繋がっているワイヤーが消失する。

昆虫をルアーにして釣り上げ

こうして、罠となった昆虫をジョニィの近くまで放り込み、触れた瞬間に釣り針が獲物に向かって飛び出るようにすることで、釣り穴の視界外にもワイヤーを届かせるのである。





ギィィーガッシャンッ!自前ワイヤー小僧

自分自身を自動巻き上げ式のワイヤーと見立てている謎の小僧。
小僧と言いながら年齢は不明だが、少なくとも悪魔の手のひらで生き残り、大統領の刺客として暗殺などを請け負っている裏家業の仕事人である。

短く切り揃えた竹の筒を並べたような帽子をかぶっており、ペンのインクを飲んで美味いと言うなど、都会の文化とは無縁な生き方をしてきている様子である。
また、そのせいか発音も適当で、ジョニィ・ジョースターをジョオニィ・ジオシュッターなどと呼んでいる。

なお、本物のポークパイハットは竹の筒と一切関係ない形の帽子である。

ぱっと見、知能が低いように見えてしまうが、そんなことはない。
巧妙に罠を仕掛け、他人はすべて「餌」にして踏み台にする、という思想の持ち主である。

他人はなんでも餌!ジャイロを人質に聖人の遺体を要求

ポーク・パイ・ハット小僧はジャイロを人質に取り、ジョニィから聖人の遺体を取り上げることに成功している。
しかし、取引の公正さなんてものをかけらも持ち合わせていないポーク・パイ・ハット小僧は、ジャイロもジョニィもバラバラに引き裂くつもりだった。

しかし、既にジャイロが聖人の左腕の爪を回転させており、どんなに策を弄しても下衆は信念の前に破れると言うジョジョバトルの運命通りに敗北してしまった。


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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