【スタンド考察】虹村形兆のバッド・カンパニーを解説!

バッド・カンパニー(極悪中隊)/Bad Company

破壊力:B
スピード:B
射程距離:C
持続力:B
精密動作性:C
バッド・カンパニー(極悪中隊)

バッド・カンパニーのスタンドパラメータ

連射するバッド・カンパニー

本体名:虹村形兆(にじむらけいちょう)

虹村形兆

珍しい近距離パワー型の群体型スタンド

破壊力:B
スピード:B
射程距離:C
持続力:B
精密動作性:C
成長性:C



虹村億泰の兄、虹村形兆のスタンド。
虹村の「矢」により虹村父がスタンド使いとして目覚め、その血統の影響でスタンド使いになったと思われる。






元ネタはイングランドのハードロックバンド、バッドカンパニー(Bad Company)から。

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能力は「ミニチュアサイズの軍隊を指揮する」。

小人サイズの歩兵60体、50センチ程度の戦車7台、1メートル弱の戦闘用ヘリのアパッチ4台で構成されるミニチュア軍隊の群体型スタンド。

歩兵の中には地雷を設置する工兵や、特殊部隊グリーンベレーまでいる。

歩兵はM16と呼ばれるカービン・ライフルを装備しており、小型サイズとは言え、全員で集中砲火すれば人一人殺害するのは容易い貫通力、破壊力を持つ。

一瞬で億泰を蜂の巣にするバッド・カンパニー


本体のキチッとした性格と、キチッとしながら目的達成をしてみせるという願望から、この世の中で最も成果思考集団である「軍隊」という形で発現したのだろう。

小人の1体1体を操作することは、いかに虹村形兆であっても不可能であるが、そこは「軍隊」という1つの目的、命令に向かってひたすら進む1つの意思の集団。

半自律型で稼働し、形兆の意図を汲んで的確な作戦行動を行う。

どうやって倒すか作戦をいちいち教える虹村形兆


バッド・カンパニーはミニチュアサイズの軍隊であるが、縮小率は兵科によって異なるようだ。
歩兵は1/10程度のサイズであるが、戦車やアパッチなどは1/20程度の縮小と思われる。
通常、銃弾や地雷、ミサイルなどのサイズが1/10にでもなったら空気抵抗などの諸々の影響で威力は1/10以下になるところであるが、バッド・カンパニーの武装は十分な殺傷能力を持っており、億泰仗助にダメージを与えていた。

キチッと動くバッド・カンパニー。軍隊ってのはそういうもんだ。誰だってそー思う




精密に軍隊を再現する能力

能力の本質は「明瞭な理屈を高精度に再現することで、スタンドの効率化、高威力化」であろう。

単に群体型のスタンドであればここまでの威力は持たない。
虹村形兆は歩兵、特殊部隊、戦車隊、航空部隊からライフル、銃弾、戦車、戦車砲、地雷、アパッチ、ヘルファイアといったものまで、細部に至るまで知り尽くしている。

モーセのごとく銃弾の海を渡る仗助

このキチッとした性格で突き詰めて、すべてをスタンド特有の曖昧さをなくし、スタンドエネルギーで再現することこそ、バッド・カンパニーの能力。

例えば、エンペラーラットのように狙撃を行うスタンドはいくつか存在するが、この射撃機構はかなり曖昧である。
射撃するスタンド能力である、ということにしているため、精々射程距離も数十メートル、威力もかなり低い。

対してバッド・カンパニーはミニチュアサイズでありながら、ライフルの射撃機構を完全に再現しているため、効率的にスタンドエネルギーを使用し、高い威力を保持した攻撃を実現している。

銃撃1発のダメージを1/10にすると電気ショック1回分程度のダメージとなるらしい。
バッド・カンパニーはカービン・ライフルによる連射を行うので、電気ショック何十発と考えると相当な脅威だろう

めちゃくちゃ細かく描写されるバッド・カンパニー



逆に、細部まで現実よりに再現しているため、バッド・カンパニーはスタンドらしい曖昧さを持たない。
戦車が浮かび上がることもないし、スタンド体である歩兵も地に足をつけて移動する。

また、バッド・カンパニーは群体型でダメージを分散するため、歩兵が数体倒されても本体には致命的なダメージにならない。

高威力の遠距離射撃を群体で行えるバッド・カンパニーは近距離パワー型スタンドともやりあえるほどで非常に強力と言える。
賛否ある4部実写映画ですが、そのバッド・カンパニーの強さは見事表現している。





家族思いの軍人

虹村形兆は正義感に溢れる家族思いの子供だった。
しかし、野心家の虹村父は事業に失敗し、酒に溺れて子供を殴る親となった。

弟の億泰を守る形兆の正義感がスタンドの元を形成していたことは間違いないだろう。
その後、虹村父がDIOの手下となり、肉の芽が暴走するという悲劇が起こる。

肉の芽が暴走した親父を殺すために人生を捧げる虹村形兆


ここで形兆がした判断は家族を守るための冷徹なものだった。

それは肉の芽が暴走した「父親を殺す」という目的のためなら、「矢」による被害者を出して死者が出ることも厭わないというもの。

と同時に本来は家族想いの実直なところもあり、その自分の乖離に精神は疲れ果てていた。

ちなみに、群体型のスタンドは本体がやや分裂症気味の性格であることが多いと言われる。
形兆は正義感と優しさに心引き裂かれていたのかもしれない。


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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