6部のギャンブル回にして野球回の取り立て人マリリン・マンソンのエピソードです。
ギャンブラーといえば「グッド!」ですよね。
ですが、1話にまとめたため、思い切った改変をしていますね。
大筋はそんな変化ないように見えますが、ラストの球破壊からの1000球だッの流れがガラッと変わり、取り立て人マリリン・マンソンの能力も解釈が変わった、と言う感じでしょうか。
まぁ、それでも逆にアニメはアニメでしっかりと1話でまとめられて、スカッと終わるので良改変と見てもいいんじゃあないかな。
まず最初はプッチ神父のシーンから。
さくらんぼの種を残す食べ方のシーンを残して、天国へ行きたいと思うことが人間と動物の違いというシーンを削除するところにアニメ製作陣のこだわりを感じます(笑)。
プッチ神父の人間らしさを出す確かに重要なシーンだけど、後々大事になる「天国」の言葉をカットするとは思わなかったよ。
あとキャッチボールでFFが腰を突き出して、下手ながらやるところ、これも後半で実は重要になるので、カットは残念でした。
小指立ってる、は言ってたかな?
女性がバキバキにバトルするストーンオーシャンの中でも美人の方に入るミラションの登場ですが、原作は入りから結構ダーティに仕掛けてくる感じでした。
アニメは結構正当で公正なギャンブルバトルを仕掛けてきてるように見えますね。
アニメと原作の違いについて見ていきます。
まず原作でのミラションのギャンブルバトルは、ミラションがガチに妨害役を仕込んでいて、看守以外もキャッチボールを邪魔してきます。
その上で、公正な賭けのように見せ、取り立て人マリリン・マンソンは厳格な勝負を守らせる役目であるかのように振る舞います。
公正な賭けであるなら、目的を告げていないミラションはそのスタンド能力が行使できないはず。
ここから、取り立て人マリリン・マンソンはルールを破った心につけ込んで大事なものや臓器を取り立てるスタンドであり、ルールの番人ではないと見破ります。
あとはキャッチボールが成立している間に本体を叩くだけ!
で、ミラションの妨害が上手で結果的にキャッチボール1000回は失敗してしまう。
取り立て人マリリン・マンソンに臓器を抉られ、DISCを奪われながらも、土壇場で公正さが関係ないなら、今からまたキャッチボールやろうぜ、オラ!
という場外乱闘みたいなルール無用の1000球だッ!が、原作の流れです。
取り立て人マリリン・マンソンの能力がルールの番人ではなく、心の影から取り立てるだけの能力と徐倫が気付いてるからこその流れなんですよね。
原作はちょっとここが分かりにくくて、結構徐倫は強引にいくな、っと感じてしまうかもしれません(笑)。
アニメの方はというと、尺の都合からか妨害役は看守のみ。
エレベーターの中でボールを投げろ!からのボールを破壊して再構築してもセーフなんだぜ、という野球豆知識シーンが丸々カットです。
そして、原作では看守によってキャッチボール自体不成立にさせられ、取り立て人マリリン・マンソン発動してますが、アニメでは不成立になっていません。
取り立て人マリリン・マンソンも発動しかけたと思いきや、キャッチボールは成立しているからと引っ込んだうえに臓器まで返却しています(笑)。
つまり、スタンド能力自体も公正な勝負の番人になっているんですね。
まぁ、アニメの方がキャッチボールの相手は指名していない、からのキャッチボールちゃんとしてスッキリ勝ってるので良いのかもですね。
実は物品奪取系スタンドという分かりにくい取り立て人マリリン・マンソンを、ドラゴンズ・ドリームのような中立スタンドに思い切って分かりやすくした、良い構成ですね。
そして次は前半最後のエピソード、サヴェジ・ガーデン作戦です!
アニメ感想
ストーンオーシャン始めアニメ感想の一覧です!
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
©︎集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT
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