徐倫の激闘から続けてFFとケンゾーじじいの激闘、ドラゴンズ・ドリーム戦です。
陸上で溺れているッというのはンドゥールのゲブ神以来のシチュエーションですね。
アナスイ曰くケンゾーは太極拳のような動きをして、そこからの荒木先生特有の謎科学により、いかに人を陸上で溺れさせるかを語ってくれています。
ちなみに太極拳ってゆっくりと伸びる動きのある健康法として広まっていますが、武術としての太極拳も存在しています。
こちらは形意拳や八卦拳と並ぶ歴史ある武術で、太極思想や呼吸法を取り入れた武術となっています。
太極思想というと易や陰陽五行などの大本に当たり、方位や年、季節などで吉凶を見ていくものですね。
ケンゾーの興した新興宗教の内容は不明だが、東洋思想を交えたものだったのでしょうか。
なんにしろ、ケンゾーは火災で1人だけ生き残った経験と、この太極拳、しいては風水の技術をスタンドに昇華したわけです。
でもたぶん、太極拳に頸椎の第4骨に打撃を与えて副腎から呼吸器粘膜に体液を分泌させて溺れさせる方法はないと思います(笑)。
技術をスタンドにしてるのは4部に登場したトニオさんのパール・ジャム以来ですかね。
健康にも気を遣ってるケンゾーは78歳ですがやたら強いです。
ちなみにケンゾーの声優の麦人さんも御年78歳というケンゾーと同じ年の大ベテランです。
さらにドラゴンズ・ドリームはウィルソン・フィリップス上院議員でお馴染みのチョーさん。
お二人ともこの人しかいない!と思えるはまり役です。
世界のフィンガーくたばりやがれ、ちゃんとやってくれましたね。
6部はボヘミアン・ラプソディーとかありますが、だいぶ頑張って原作再現している気がします。
なお、世界のフィンガーに関しては本当かどうかわからないです(笑)。
海外での反応とかみたいですね。
ドラゴンズ・ドリーム戦が難解に見えてしまう原因はいくつかあるので、それを切り分けて行きます。
まず、ケンゾーの78歳にして異常な身体能力、格闘技術は全て自前でスタンドと関係はありません。
あと、FFの長所が見えるのはサバイバーの影響でしょうね。
で、一番謎なのがドラゴンに入るってところですが、これはドラゴンズ・ドリームの能力です(笑)。
これさえ無ければ、本体には攻撃の当たらない方角を教え、敵の大凶の方角を指し示すというだけの分かりやすいスタンドなんですが。
できるだけシンプルに考えてみます。
大凶の方角をドラゴンズ・ドリームが指し示しているときに、ドラゴンズ・ドリームに触れると、身体の一部がもぎ取られてドラゴンズ・ドリームから射出されます。
そして、この射出された身体の一部は大凶ピタゴラスイッチのスイッチを押します。
要はこの2段階が起きてるんですね。
なんで身体の一部がもぎ取られるのか?という疑問は残るものの、やりたいことはピタゴラスイッチを押すことなのでしょう。
この凶の方角を攻撃する暗殺風水(大凶ピタゴラスイッチ)を確定で発動させるのがドラゴンズ・ドリームの本来の能力なんでしょうね。
ちなみに、暗殺風水はこの吉凶の流れを見て、安全な方角から近づき暗殺拳を実行するものなんでしょう。
アナスイはなんで詳しいんでしょうね、こんなこと(笑)。
僕はピタゴラスイッチ的なのって好きなので、今回のこのシーンは楽しく見ていました。
さて、普通の人間ならとっくに暗殺完了、という状態のFFですが、これくらいでは死なないのがFFの強みッ!
さらに死闘が続きますので、次回に続きます。
アニメ感想
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出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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アナスイ
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