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【ジョジョ6部アニメ感想】ストーンオーシャン20話 F・F−目撃者

第20話 F・F−目撃者

ヨーヨーマッとの後半戦、そしてついにFFがプッチ神父の正体に迫りますッ!

いつでも徐倫ラブのアナスイ

ヨーヨーマッの溶解ヨダレ攻撃に気付いたFFですが、それを徐倫に知らせるよりは本体の暗殺を優先します。

遠隔自動操縦型スタンドの中でもヨーヨーマッベイビィ・フェイスは飛び抜けて自立した人格を持っていますよね。
味方のような、でも絶妙に足を引っ張る感じがいやらしいですね。
わざとなのか、抜けてるのか、巧妙な罠なのかすぐには分からないレベルで徐倫アナスイをはめてきています。

ちなみにヨーヨーマッは物質融合で実体化しているのでは?と僕は考察しているんですが、どうなんでしょうね。
徐倫たちを探しにきた職員たちにヨーヨーマッは見えていたんでしょうか。
微妙なところです。

風で偽装が破られる

職員たちの襲撃の間も静かにヨーヨーマッの攻撃は進んでおり、いつの間にか徐倫の舌に穴を開けられていました。
これは蚊のせいなんですかね。
蚊は刺すときに痛みを感じないように麻酔効果のある唾液を先に注入する、と言いますが、そのせいで溶解液での痛みもなかったんでしょうか。
そして、蚊は溶けず人間の肉体だけ溶ける溶解液というのも不思議で、やはりスタンド能力による物質なんでしょうね。

ヨーヨーマッは遠隔自動操縦型スタンドとして、ターゲットの始末という目標を固定されているようです。
そして始末の仕方はヨーヨーマッ自身がどのようにやっても良いと、その知能による工夫を任されています。

ヨーヨーマッのこのふざけた態度も自分の攻撃方法に絶対の自信があったからと言えるでしょう。
そもそも殴ってもすぐ潰れるがダメージはなく、それでいてどこから飛んでくるのか攻撃方法不明の溶解ヨダレ飛ばし。
正面切っても近距離パワー型スタンドは相性悪めです。

この不敵さ、不気味さ、なんかかわいさのある演技は声優の山口勝平さんが見事すぎますね。

あと全然関係ないですが、ヨーヨーマッのなぞなぞ、カットでしたね(笑)。
持ち物にR.E.M.のワッペンもあった気がしたんですが、それもなくなってました。

追跡センサーをカエルの脳にブッ刺す

そしてヨーヨーマッ戦はアナスイの機転によって勝利で終わりました。
無敵の遠隔自動操縦型スタンドの追跡センサーを狂わすのはシアーハートアタック戦でもやってますが、セオリー通りですね。
その追跡センサーは一体どこにあったのか?という疑問も湧きますが、ダイバー・ダウンが潜って見つけてくれたのでしょう。

場面変わってFF側では、生まれたものを手に入れるために来ていたプッチ神父を発見です。
このグッチョの頭に普通のCD差してメサイヤを歌わせるシーンは本当に狂ってて好きです(笑)。

ヘンデル作、メサイヤinグッチョ


ジョジョにおいて邪悪とは、自分の目的のために弱者を犠牲にすること、とブチャラティが定義付けていますが、まさにプッチ神父は邪悪です。

最後に、DアンGの暗殺をプッチ神父が邪魔をして、堂々と姿を現して次回へ続きますッ。
ボスが余裕で現れるのはまずいんだFFッ。
吉良吉影に遭遇した康一くんと同じピンチです。
が、ここで素数数えてるあたり、実は焦ってるのに余裕なフリしてて笑う、という感想を読んで確かにな、と。
さすが神父、面の皮が厚いぜ!


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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