タスクの進化した姿ッ。
回転の次元が拡張し、特異点を創り出している、という観点からタスクACT2を徹底考察。
破壊力:D
スピード:D
射程距離:D
持続力:C
精密動作性:C
成長性:A
スタンド名:タスクACT2
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最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。 本体名:ジョニィ・ジョースター
終わらない無限の回転
破壊力:D
スピード:D
射程距離:D
持続力:C
精密動作性:C
成長性:A
ジョジョ第7部スティール・ボール・ランの主人公、ジョニィ・ジョースターのスタンド。
ジョニィが「黄金の回転」を会得することで、タスクACT1が進化した姿である。
スタンド名の元ネタはイングランドのロックバンド、フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)のアルバムのタスク(Tusk)から。
本体名の元ネタはアメリカのギタリスト、チャック・ベリー(Chuck Berry)の楽曲、ジョニー・B.グッド(Johnny B. Goode)から。
能力は「着弾後に標的を自動追尾する爪弾を射出」。
ジョニィ・ジョースターが「黄金の回転」を体得することで、タスクACT1が成長した能力顕現型スタンド。
スタンド像はACT1のマスコットのような姿から、メカメカしく変貌しており、さらに下半身は足のない状態となっている。
爪の回転が指先を軸に回るように変わり、爪弾の威力もACT1から大きくパワーアップしている。
さらに、黄金の回転は無限の回転エネルギーであるため、爪弾が着弾した後も弾痕に回転エネルギーが残留するようになっている。
なんと地面や壁に穿たれた弾痕が回転しながら、約7〜8秒程度の間、標的を自動追尾するのである。
「穴」が追尾する、というと非常識であるが、この穴は標的を追って動き続けるため、穴の通り道は深さ数十センチ程度に削り取られた穴が動いたような軌跡が発生する。
例えるなら電動ドリルで地面に穴を穿ちながら、電動ドリルを水平に動かすようなものである。
ドリルの軌跡上にある地面は、面状に穴を穿たれることになる。
回転する弾痕に標的が触れると、その強度に関係なく大穴ができる。
非常に殺意の高い攻撃である。
タスクACT2は爪弾の1発1発が強化されているためか、タスクACT1の時と比べて連射が出来なくなっている。
タスクACT1では撃った爪は即座に生えていたようで、いくらでも射撃できたが、ACT2は基本的に両手の10発しか撃てない。
爪が生え変わるのに時間を要するが、ハーブティーを飲むとなぜかそのスピードが上がるようで、約1分で生え変わる。
さらにカモミールをハーブティーに入れると早く回復する。
また「黄金の回転」は自然界に存在する黄金比を元にしているため、参照する自然の動植物が存在しないエリアでは威力が激減する。
鉄球の技術はツェペリ家が「無限」を追求したもの、とされている。
およそ9:16、または1:1.618の比率で描かれる長方形を「黄金長方形」、この比率を「黄金比」と呼ぶ。
この長方形は古代よりこの世でもっとも美しい形として知られており、ギザのピラミッド、ネフェルティティの胸像、パルテノン神殿、ミロのヴィーナス、モナリザと世界中の建築物、美術品がこの比率を用いられている。
世界中で見られるこの長方形こそ、人間が根源的に感じる美の極致と思われる。
なぜなら、実はこの黄金比は自然界に溢れているのである。
蝶の、虫の、樹木の、花の、生き物のあらゆるスケールの中に潜む比率こそが黄金比である。
この黄金の長方形を芸術家は深い観察から見つけ出しているのである。
自然界に存在する数学的な法則にはカオス理論、フラクタル図形、フィボナッチ数列、黄金比などがある。
ツェペリ家はこの中の黄金比から「無限」に至るヒントを得たと思われる。
黄金比で描かれる図形の「黄金長方形」は特徴がある。
長方形を正方形と長方形の2つに分割する。
すると分割した長方形がまた「黄金長方形」となっているのである。
分割した長方形をまた正方形と長方形に2分割すると、分割した長方形がまた「黄金長方形」となる。
さらにまた、さらにまた、さらにまた、とこれは無限に続く。
そうして出来上がった図形の各正方形の中心点を結んでいくと無限に続く渦巻き、「黄金の回転」が現れる。
ちなみにこの正方形と黄金長方形が無限に現れるための黄金比は上記では1:1.618と述べたが正確には
\begin{align*}
&1:\frac{1+\sqrt{5}}{2}
\end{align*}
である。
自然界に存在する黄金比から無限のエネルギーを取り出すのが「黄金の回転」なのである。
螺旋の自動追尾弾
真の能力は「+1次元拡張と無限の回転エネルギーにより、立体的に追跡する特異点の穴を創り出す」。
タスクはACT1から最終的にACT4まで成長するスタンド能力である。
この成長は一貫して「次元拡張」をしている。
例えばタスクACT1では本来動かないはずの爪が聖人の遺体のパワーで水平回転を始め、さらにそのまま真っ直ぐ射出される。
これは水平面上の縦と横に動く次元が拡張されたと考えることができる。
そして黄金の回転によって進化したタスクACT2は、垂直方向の次元も得たため、ドリルのように進行方向に「螺旋」の回転を出来るようになる。
水平回転だけでは出来なかった3次元的な螺旋回転は格段に掘削能力が上がるため、破壊力が底上げされている。
(余談であるが、タスクACT3、4の能力はさらなる次元拡張であると予想される。)
さらに、「黄金の回転」により無限のエネルギーの泡沫を取り込んでいるため、回転力は異常に高く、さらにその回転は物理法則を越えて継続する。
作中においても、爪弾は川面を貫通し、障害物をぶち抜いてサンドマンにダメージを負わせている。
その上で、貫通した川面に貫通痕が数秒間残り続け、その回転エネルギーで渦巻きを作り出していた。
タスクACT2で創られるこの移動する穴は恐らく「特異点」であると思われる。
宇宙物理学でいうところの特異点はメイド・イン・ヘブンでも述べたが、「原因と結果」、「因果律」が逆転している可能性のある状態である。
ブラックホールの中心では光すらも歪み、時空が「無限」に発散することで「特異点」が発生する。
タスクACT2の弾痕の黒い回転する穴も無限のエネルギーを秘めているため、特異点となっているのかもしれない。
なぜなら、「穴」とは穿たれるという原因によって発生する「結果」である。
にも関わらず、タスクACT2の弾痕は銃撃する、掘削するという原因がないまま「穴」が動き、「結果」であるはずの穴をその軌跡上に掘り続ける。
そして最後には、「穴」が標的に到達して、貫通痕を創り出して仕留める。
相手を殺傷するという「結果」が先に決まり、動き回って追尾する、これがタスクACT2の正体である。
この先の最終進化形態を匂わせる、次元を超えたスタンド能力と言える。
聖人の遺体からジョニィの能力へ継承
ジョジョ7部において、スタンド能力の発現方法は2種類である。
1つは聖人の遺体を手に入れること。
もう1つは「悪魔の手のひら」に入り込み、生き残ること。
前者の場合、聖人の遺体の聖なるパワーでスタンド能力が発現しているため、遺体を奪われるとスタンドも失われる。
ただし、Dioのスケアリーモンスターズのように、本人の能力として転写、継承される場合もある。
そしてジョニィもACT2で自身のタスクを自身のスタンド能力としている。
ジョニィは「黄金の回転」を習得するために4回「できるわけがないッ」と言うほどに追い詰められた。
ジャイロからも遊びでも冗談でもない、と教導されながら、もう退路がないところまでサンドマンに追い詰められ、同時にジョニィ自身の過去にも追い詰められた。
ジョニィはよく出来た兄ニコラスと比較されていたこと、その兄が事故死したことによる父との確執、事故の原因が自分の飼っていた白鼠のダニーのせいではないか、といった「過去からの因縁」に追われていたのである。
人は過去を気にして、周囲の状況に惑わされて、「真に進むべき道」をまっすぐ見ることがなかなか出来ない。
追い詰められて、退路がなくなったとき、ようやく未来に進むと決断するのだ。
だからこそ、ツェペリ家は「出来るわけがないッ」を4回も言うというLesson4にしているのである。
決断すると、視野も広がり、ようやく自然への「敬意」が生まれるのだろう。
それはさておき、ジョニィは前に進むとようやく決めることで、スタンド使いとしての器にまで成長した。
つまり、ジョニィ本人のスタンド能力はタスクACT2である。
その証拠に、以降ACT1の姿は現れることはない。
また、タスクのスタンドヴィジョンもまるでジョニィの動かない足を象徴するかのように、ACT2には足がない。
前に進むと決めたジョニィはここから過去も乗り越え、それと共にスタンドも進化していく。
出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険
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