【スタンド考察】マイク・Oのチューブラー・ベルズを解説!

チューブラー・ベルズ/Tubular Bells

大統領護衛のマイク・Oの殺意マシマシスタンド、チューブラー・ベルズを考察ッ!
金属をバルーンアートに変えるスタンドだ。


破壊力:D
スピード:D
射程距離:D
持続力:A
精密動作性:E
成長性:B

マイク・Oのチューブラー・ベルズ

チューブラー・ベルズ

スタンド、チューブラー・ベルズ

本体名:マイク・O

世界が口癖のマイク・O

金属でバルーンアートを作るスタンド

破壊力:D
スピード:D
射程距離:D
持続力:A
精密動作性:E
成長性:B

大統領の刺客であり、護衛官でもあるスタンド使い。
本体名の元ネタはイギリスのミュージシャン、マイク・オールドフィールド(Mike Oldfield)から。
スタンド名の元ネタはマイク・オールドフィールドのアルバム、チューブラー・ベルズ(Tubular Bells)から。


能力は「金属をゴム風船のように膨らませ、遠隔自動操縦型のバルーン動物を作成する」。

マイク・Oが金属に息を吹き込むことで、金属のゴム風船を作り出す物質融合型スタンド。

釘に息を吹き込んでチューブラー・ベルズにする

息を吹き込んだ金属はバルーンアートに使われるゴム風船と同じような性質を持つ。
風船並みの軽さ、ゴムと同じような柔らかさ、弾性を備えるため、傍目にはゴム風船と変わらないように見える。

そして、マイク・Oはこの金属ゴム風船を使ってバルーンアートを作成する。
そして、作成されたバルーンアートはチューブラー・ベルズの能力によって、その作成物と同等の能力を備えるようになる。

バブル犬を作れば、犬のごとき嗅覚を得て、自動追尾する遠隔自動操縦型スタンドになっている。
また白鳥のようなバルーン鳥を作成すると、鳥のように滑空し、浮遊する機雷のようなスタンドとなる。

チューブラー・ベルズで出来上がるバルーンは遠隔操作型であるが、スピードDは伊達ではなく、風船の移動速度でゆっくりと動かすことしかできない。

ただこの遅さはあまり欠点にはならない。
なぜなら、チューブラー・ベルズの金属ゴム風船は割れると元の金属に戻る、という性質を持つからである。

チューブラー・ベルズで風船は何個でも作れる。
このため、元が鋭利なシャッターや細い金網、長大な釘の風船にゆっくりとでも囲まれたら最後、身動きが取れなくなる。

マイク・Oの意思で風船の破裂は引き起こせるので、破裂の勢いで飛んでくる金属板や釘によって大惨事が発生する。

体の内側から炸裂する極悪なバブル犬

作中ではマイク・Oの作るバブル犬は、聖人の遺体を盗み出したルーシーを見つけ出すだけでなく、風船の柔らかさを利用してルーシーの裂傷から体内に入り込み、自ら破裂して裂傷の内側から釘を炸裂させるエグい攻撃をしている。





金属の物質融合型スタンド

真の能力は「金属と物質融合し、ゴム風船へと変形させる」。

チューブラー・ベルズは、船のストレングスや車のホウィール・オブ・フォーチュンと同じく物質に融合し、その物質を拡張・操作する物質融合型スタンド。

金属がバルーンに

他の物質融合型スタンドと同じくスタンド像がなく、実体のあるものとスタンドが融合しているため、スタンド使いでなくとも見ることができる。

船や車と違い、定まった形のない金属と融合するチューブラー・ベルズはスタンドとして動かすために、風船から別の形を取る必要がある。

チューブラー・ベルズの金属ゴム風船の操作性を増すために、マイク・Oは犬や白鳥の形に結ぶのである。
犬や白鳥の形に結ばれると、金属ゴム風船はその動物の性質を獲得する。

犬であれば嗅覚による追跡能力を、白鳥であれば飛行能力を得る。

この一連の流れは、砂のザ・フールが砂の形状では操作性が悪いため、メカニカルな犬の形状を取ることと、翼を創れば滑空能力を得る、ということと同様である。

また、動物の形を取らせるとある程度の自動追尾能力を持つらしく、力勝負になりがちな物質融合型スタンドにしては珍しく数の暴力で戦うタイプである。

白鳥のバルーンも作れるチューブラー・ベルズ

逆に言うと、他の物質融合型と異なり、スタンドの遠隔操作を厳密にできるわけではない。
特にバブル犬は匂いを自動追尾するため、対象を誤ってしまうこともありうる。





忠実なる政府の僕の世界だ

マイク・Oは大統領の刺客にして、正式な政府の護衛官である。
政府の人間以外を見下しているような様があり、協力を申し出たディエゴのことも信用していなかった。

彼の1番の特徴は語尾に「世界」をつけるという漫画史上唯一のものである。
単に世界をつけるだけでなく、ギロチン処刑の世界を兼ねたッなど高度な言い回しもしてくる。

この語尾で、ザ・ワールドを持たないDioと対話しているシーンは、セルフオマージュかつ非常にユニークである。

金属針やギロチンのようなシャッターで作られたバルーン動物や機雷で数で押してくるチューブラー・ベルズを攻略するのはとても困難だ。
本体のマイク・Oを狙うしかないが、風船の壁が厚すぎて、作中ではホット・パンツもこの壁を突破できていなかった。

弱点らしい弱点は、チューブラー・ベルズの特性上、必ず息を吸って吹き込む動作をする、という点くらいである。

息を吸う動作に何か仕込めれば攻略の糸口になる。
作中では、この動作にクリーム・スターターの血肉を仕込んで肺を爆発させられ、敗れている。

ホット・パンツのクリーム・スターターで呆気なくやられるマイク・O

なおチューブラーベルは管状の鐘を並べて叩く楽器である。
日本ではNHKののど自慢コンテストで鳴らされるアレである。


出典:荒木飛呂彦原作 集英社出版 ジョジョの奇妙な冒険

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